男子テニスのアトランタ・オープン(アメリカ/アトランタ、ハード、ATP250)は25日、シングルス2回戦が行われ、予選勝者で世界ランク89位の
シャン・ジュンチェン(中国)が第1シードの
B・シェルトン(アメリカ)を7-6 (8-6), 6-4のストレートで下す金星を挙げ、ツアー大会では今季3度目のベスト8進出を果たした。
>>西岡 良仁、ティアフォー、シャンらアトランタOP組合せ<<>>錦織 圭vsドレイパー 1ポイント速報<<>>【一覧】パリオリンピック テニス 全種目ドロー<<19歳のシャンは今季開幕戦となった1月の中国銀行・香港・テニスオープン(香港/香港、ハード、ATP250)で8強入り。その後のツアー大会では苦戦を強いられるも今月のロスシー国際(イギリス/イーストボーン、芝、ATP250)で2度目のベスト8進出を決めている。
今大会、予選に第1シードとして出場すると2試合を勝ち抜き2年連続で本戦入り。本戦1回戦ではワイルドカード(主催者推薦)で参戦した同483位のA・マーティン(アメリカ)を下し初戦を突破した。
そして2回戦では世界ランク14位のシェルトンと対戦した。第1セット、シャンは終盤となる第11ゲームで先にブレークに成功するもサービング・フォー・ザ・セットとなった直後の第12ゲームでブレークバックを許しタイブレークに突入。2度ずつミニブレークを奪い合うとシャンが2度目のセットポイントをものにし先行する。
続く第2セット、互いにブレークポイントを与えずサービスゲームをキープし終盤へ。迎えた第10ゲーム、シャンが鋭いパッシングショットからマッチポイントとなるブレークチャンスを掴むと最後はシェルトンのボールがアウトとなりブレークに成功して1時間38分で勝利した。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトにシャンのコメントを掲載し「本当に厳しい試合だった。コンディションは昨年とは全く違う。コートはずっと遅い。でも、この観客のおかげで、ここでプレーするのが本当に楽しい。本当にいいプレーをしたと思う。この調子を続けられたらいいね」と語った。
勝利したシャンは準々決勝で第8シードの
M・パーセル(オーストラリア)と対戦する。パーセルは2回戦で世界ランク98位の
D・ゴファン(ベルギー)を6-3, 6-3のストレートで下しての勝ち上がり。
同日には第3シードの
F・ティアフォー(アメリカ)、第4シードの
J・トンプソン(オーストラリア)、ワイルドカード(主催者推薦)で出場する第5シードの
A・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)、世界ランク86位の
西岡良仁が8強入りしている。
【30%OFF】ディアドラ最新アイテムがお買得■サマーセール開催中>
■関連ニュース
・錦織 圭 パリ五輪初戦の相手決定・大坂 なおみ 五輪初戦は元世界1位に決定・西岡 良仁 今季2度目の8強■おすすめコンテンツ
・テニス体験レッスン受付中・無料ドロー作成ツール・世界ランキング