男子プロテニス協会のATPは16日、プロ選手をSNS等の誹謗中傷から守るための新サービス「Safe Sport」を開始した。アスリートを保護するための人工知能(AI)モデレーション、教育、調査を1つのサービスに統合するものになる。
>>ナダルらノルデアOP組合せ<<ATPは今回、Tennis Data Innovations (TDI)、Sportradarと共同して開発。選手のソーシャルメディアをスキャンし、有害なコメントや誹謗中傷、スパム、ボット(bot)などを29の言語でチェックする。印が付けられたコメントはリアルタイムで自動的に非表示になり、選手やそのフォロワーが攻撃的なメッセージにさらされるのを防ぐというもの。
「Safe Sport」は今月から順次、ATPシングルストップ250の選手とダブルストップ50の選手が無料で利用できるようにしていくとした。
「Safe Sport」はスポーツ界で長年蔓延している問題である、選手の健康を守るための重要な要素であるオンラインの誹謗中傷と闘うための、最も効果的な取り組みとATPは声明を発表している。
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