国内最大

総合テニス専門サイト「テニス365」

tennis365.net

HOMEニュースTOP今日のニュース(一覧)今日のニュース(詳細)

加藤の混合ペア「失格だと思わない」

加藤未唯、ティム・ポイツ
(左から)加藤とポイツ
画像提供: ゲッティイメージズ
テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は5日、混合ダブルス準々決勝が行われ、加藤未唯/ T・ポイツ(ドイツ)組がL・ステファニー(ブラジル)/ R・マトス(ブラジル)組を7-6 (7-5), 6-2のストレートで破り、初のベスト4進出を果たした。ポイツは加藤が前日の女子ダブルス3回戦での失格騒動について「失格だとは思わない」と語った。

>>【動画】加藤未唯がボールをぶつけてしまったシーン<<

加藤はA・スーチャディ(インドネシア)と組み出場した前日の女子ダブルス3回戦で、S・ソリベス=トルモ(スペイン)/ M・ブズコバ(チェコ)組と対戦。しかし第2セット途中で加藤がボールガールにボールをぶつけてしまい失格となった。その後、自身のSNSで謝罪するとともに、賞金とポイント没収のペナルティを受けたと報告していた。

失格騒動から一夜明け行われた混合ダブルス準々決勝。加藤とポイツは第1セットをタイブレークで獲得すると、第2セットでは2度のブレークを果たし、ベスト4進出を決めた。試合終了後に加藤は涙を流した。

試合後行われた記者会見では、開始時から加藤が涙を流し会見が一時中断となるも、その後再開。加藤は現状を説明するとともに、ポイツは加藤をサポートし続けた。

>>【記事】加藤が失格騒動説明「納得できない」<<

記者から加藤に対し、英語で今回の件を説明できるかとの問いがかけられるとポイツは「ついさっき彼女(加藤)と部屋の外で話したんだけど、今、彼女が英語を説明をするのはとても難しいと思う。もし、僕の言うことが、あなたの望まないものであったら、訂正してほしい」述べた。

「まず第一に、未唯も含めて、僕らはみんな、ボールガールが無事であることを喜んでいると思う。14番コートの小さな女の子だからね。彼らにとっては、そこにいることがとても楽しみなんだ。あの場にいることに興奮している。彼女は取り乱しているように見えたんだ」

「まず、ボールガールが無事であることをみんなが喜んだ。それに加えて、未唯は今回の出来事でひどい思いをしたと思う。そのうえで、これはみんなにとってとても不幸なことだったんだ。特に未唯とその女の子にとってはね。それ以外は、そうだね、彼女はSNSで声明を出したと思う。いろいろなことが書かれていたと思う。正直なところ、僕はそれを見ていないから、彼女がそこで何を言ったのかわからない。その声明のなかに、さっきの質問に答えるようなことが書かれているといいけど」

続けて記者からポイツ自身が今回の失格についてどう思っているか質問が飛んだ。

「いい質問だね。いいえ、僕は失格だとは思わない。スーパーバイザーが実際にコート上でそのような状況にあったわけではない。どうやらルールブックには、そのときの写真を見ることができる仕組みがないようだ。その瞬間のね。彼女がボールガールに打ったことは理解できる。意図的なものではなかった。怒っていたわけでもないだろう。誰もが写真を見たと思う。写真を見ただろう?彼女がしたことは悪意があることではなかった。それにもかかわらず、ボールガールに当たってしまった」

「そうなると、2人の監督者がコートに出てこなければならない。彼らはそのシーンを見ていないかもしれない。彼らが見たのは、ボールが当たって泣いているボールガールだけだ。その瞬間にその判断を下すのは非常に難しいよ。僕は必ずしも賛成ではないが、その決断に至る気持ちは理解できると思う。現代は写真を見て比較するのは簡単なはずだ。過去数年間の他の事例と比較するのはね。とても簡単に『彼女は失格にされるべきではなかった』と言えると思う」

「そのために失格になるべきでない。あの瞬間の写真や映像を見る選択肢がないのは、もしかしたら今の時代に追加できることだと思う。特に大きなコートでは、あらゆるものを見直すことが可能な時代だから。そうだね、全体的に本当に残念なことだと思う。特にボールに当たった女の子は、昨日はいいことがなかっただろう。もちろん未唯にとっても、彼女のパートナーにとっても。ひどい状況だ」

最後にポイツは混合ダブルスまでもが失格扱いにならなかったことについて、そして加藤のサポートをし続けることを語った。

「正直なところ、ミックスのことは気にしていなかった。昨日起きたことは、とてもひどかった。もしあの出来事が男子で起こっていたらとみんな言っていたよ。昨日『ミックスをやらせてもらえることになった』と連絡があったときはうれしかった。でも、ミックスの試合自体にこだわりがあるというわけではない。ただ、願わくば彼女が、うまく説明できないけど、前に進むことができるかもしれない。もし、このまま大会から姿を消していたら、本当に残念だった」

「とにかく、もう後戻りはできないんだ。起こってしまったことだから。そして、まだここで何度か試合ができることをうれしく思う。このままパリを去るのではなく、ここで2、3試合して、いい思い出を作り、それを乗り越えたいと思う。パリの街で、昨日のような嫌な思いをすることなく、いい思い出をつくって乗り越えたいんだ」

加藤とポイツのペアは準決勝でスーチャディ/ M・ミドルコープ(オランダ)組とチャン・ハオチン(台湾)/ F・マルティン(フランス)組のどちらかと対戦する。

[PR]5/28(日)~6/11(日)全仏オープンテニス WOWOWで連日生放送!
日本人選手の試合はWOWOWオンデマンドで全試合ライブ配信予定!


■放送&配信スケジュールはこちら>





■関連ニュース

・赤土の絶対王者ナダル全仏OP欠場
・ナダル全仏欠場&引退意向
・錦織 復帰は6月中旬に延期

■おすすめコンテンツ

・テニス体験レッスン受付中
・無料ドロー作成ツール
・世界ランキング
(2023年6月6日7時54分)

その他のニュース

10月10日

世界1位 接戦続きの強敵に快勝し4強 (16時13分)

望月慎太郎 雪辱戦完勝で4強 (15時13分)

世界6位 逆転勝ちで初4強 (14時19分)

【1ポイント速報】望月慎太郎vsトミック (12時47分)

世界2位 全てのWTA1000で8強 (10時35分)

史上2番目の低ランクでマスターズ4強 (9時41分)

ジョコ 80度目のマスターズ4強 (8時37分)

10月9日

【結果一覧】全日本女子 4強出揃う (19時18分)

全日本男子 8強出揃う (18時28分)

望月慎太郎 8強でTOP100入りへ前進 (15時40分)

【1ポイント速報】望月慎太郎vsジャケ (14時26分)

東レPPO 前年女王が欠場 (12時06分)

世界1位 逆転勝ちで無敗維持 (11時09分)

メド 死闘制し3度目の正直 (9時10分)

10月8日

【結果一覧】山﨑純平ら 全日本男子8強 (21時52分)

【全日本女子】岡村恭香ら 8強出揃う (21時00分)

大坂なおみ ストレート負けで2回戦敗退 (19時34分)

ジャパンOP 17歳園部八奏らにWC (18時59分)

【1ポイント速報】大坂なおみvsノスコバ (18時00分)

内島萌夏 世界3位に完敗で2回戦敗退 (16時14分)

元Jr世界1位の園部八奏 プロ転向 (16時05分)

【1ポイント速報】内島萌夏vsガウフ (15時17分)

ダニエル太郎 世界304位に屈す (14時34分)

望月慎太郎 快勝で初戦突破 (12時54分)

世界204位 快進撃でマスターズ8強 (11時26分)

ジョコ 史上最年長でマスターズ8強  (9時41分)

【動画】サバレンカ 快勝で4強、勝利の瞬間! (0時00分)

【動画】ペグラ 逆転勝ちで初4強、勝利の瞬間! (0時00分)

10月7日

【結果一覧】白石光ら 全日本初戦突破 (19時49分)

【全日本女子】吉本菜月が番狂わせ8強 (19時11分)

大坂なおみ 逆転勝ちで初戦突破 (14時40分)

【1ポイント速報】大坂なおみvsフェルナンデス (12時00分)

ズベレフ 同じ相手に2連敗 (8時09分)

【動画】バチェロット 世界11位撃破しベスト4進出!勝利の瞬間! (0時00分)

【動画】ジョコビッチ 80度目のマスターズ4強!勝利の瞬間! (0時00分)

←ニューストップへ
←前のページに戻る


テニスの総合ポータルサイトテニス365
テニスのことならテニス365へ。テニスの総合ポータルサイトテニス365はテニス用品の通販やテニスニュースからテニスコート、テニススクールなどのテニス施設を探す方まで、便利なテニスの総合ポータルサイト、テニス情報の検索サイトです。プレイスタイルやテニス歴など、テニス用品を様々な角度から探すこともできます。テニスの総合ポータルサイトをお探しなら、テニスニュースやテニス施設の情報が豊富なテニスの総合ポータルサイトのテニス365をお使いください。テニスの総合ポータルサイトのテニス365であなたのテニスをもっと楽しく!