男子テニスのバルセロナ・オープン・バンコ・サバデル（スペイン/バルセロナ、レッドクレー、ATP500）は１５日、ダブルスの予選１回戦が行われ、西岡良仁/ Ｐ・マルティネス（スペイン）組は予選第１シードのM・ゴンザレス（パラグアイ）（アルゼンチン）/ Ａ・モルテーニ（アルゼンチン）組に6-3, 3-6, [4-10]の逆転で敗れ、予選決勝進出とはならなかった。

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２７歳の西岡がダブルスに出場するのは今季３度目。１月のアデレード国際1（オーストラリア/アデレード、ハード、ATP250）ではダニエル太郎と出場し初戦敗退、続く全豪オープン（オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム）ではマクラクラン勉とのペアで出場し２回戦敗退となっている。

２試合に勝利すると本戦への出場権が獲得できる今回の予選。マルティネスとツアー大会で初めてペアを組み出場したこの試合、開始早々の第１ゲームでブレークを許すも直後の第２ゲームでブレークバックに成功。その後、サービスキープを続けた西岡/マルティネス組は第８ゲームで２度目のブレークを奪い、第１セットを先取する。

続く第２セット、西岡/マルティネス組は第３ゲームで２度のブレークチャンスを得るも活かせず。両ペア、サービスキープが続くと終盤の第８ゲームでブレークを許し、１セットオールとされる。

迎えた10ポイントマッチのタイブレークでは４度のミニブレークを許した西岡/マルティネス組。３度目のマッチポイントをものにされ、１時間２０分で力尽きた。

勝利したゴンザレス/モルテーニ組は予選決勝でワイルドカード（主催者推薦）で出場しているＩ・セルバンテス（スペイン）/ Ｏ・ロカ・バタラ（スペイン）組と対戦する。セルバンテス/ ロカ・バタラ組は１回戦で予選第２シードのＤ・エヴァンス（イギリス）/ Ｊ・オマラ（イギリス）組を4-6, 7-5, [10-4]の逆転で下しての勝ち上がり。

なお、西岡は今大会のシングルスに第１６シードとして出場。初戦となる２回戦では世界ランク８５位のＤ・ゴファン（ベルギー）とワイルドカード（主催者推薦）で出場する同５９０位のＦ・ロペス（スペイン）の勝者と対戦する。

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