国内最大

総合テニス専門サイト「テニス365」

tennis365.net

HOMEニュースTOP今日のニュース(一覧)今日のニュース(詳細)

国枝「やることは変わらない」

国枝慎吾
「スポGOMI×UNIQLO」に登場した国枝
画像提供: tennis365.net
ユニクロは21日、浅草店で「スポGOMI×UNIQLO」を開催し、ユニクログローバルアンバサダーを務める車いすテニスの国枝慎吾がゲストで登壇。シングルス初優勝を飾ったウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)や今後について語った。

「スポGOMI×UNIQLO」は地域の人とともに行う社会貢献活動で、今年は6月11日の原宿を皮切りに全国11カ所で展開。子どもから大人まで参加でき、身近な街や地域に捨てられているごみを意識するとともに、スポーツ感覚で楽しみながら環境問題を学ぶことができる。

この日は早朝から約75名ほどの一般参加者とともに国枝も登場。少人数のチームに別れ、約30分間ごみ拾いを行った。「スポGOMI」は拾ったごみの量と種類でポイントを競い、優秀な成績をおさめたチームには国枝からプレゼントが手渡された。

国枝はイベントについて「初めての参加でしたけど、みんなと一緒に街をきれいにすると、楽しみながらやれるのが良いかなと思いましたし、街をきれいにすることで自分自身も心が洗われる気持ちになりました」とコメント。

国枝は昨年8月の東京パラリンピック(日本/東京、ハード)で自身同種目3度目の金メダルを獲得。年が明けた1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)と6月の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)を制すると、今月行われたウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)ではA・ヒューエット(イギリス)を4-6, 7-5, 7-6(10-5)の逆転で下し大会初優勝。四大大会とパラリンピックを制覇する生涯ゴールデンスラムを達成する快挙を成し遂げた。

今後は9月に開催する全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)に照準を合わせ調整し、1年間ですべての四大大会を制する「年間グランドスラム」達成を目指す。

38歳の国枝はウィンブルドンに関して「ウィンブルドンにかける思いが強かったですし、僕自身もなかなか取れなかったタイトルなので。今年は(去年の)パラリンピックが終わってからすごく調子の良いなか迎えられたので、取るなら今年しかないと。ラストチャンスかなという思いで戦ったことで自分自身のメンタルも研ぎ澄まされましたし、それがああいった大逆転に繋がったかなと感じます。いままでのグランドスラム以上にたくさんの方々からお祝いを頂いて、僕自身も昨年のパラリンピックと同じくらい余韻に浸っていたところなので、今回の優勝はすごく大きかったですね」と語った。

「なかなか芝の上で練習するのが日本だと難しいですし、実際イギリスに行ったとしてもウィンブルドンはウィンブルドンなんです。芝は場所によって全然違うのも特徴なので、芝でのプレーを長年課題にはしていたんですけど、今年はだいぶ答えが出たところもありました。そういう意味でもかける思いは強かったですね。今までの芝でのプレーで間違いなくキャリアベストなプレーができたと思います」

「(全米オープンについて)こういったチャンスも、四大大会のうち3つ連続で1年で取ったこともなかなかないことだと思うので、どうせだったらやっぱり最後の全米オープンまでいって、年間グランドスラムといきたいですね」

また、昨年の東京パラリンピック優勝後はモチベーションの低下に苦しんだことを明かし、現在の心境を述べた。

「パラリンピックが終わってから、僕自身も燃え尽き症候群を体感して、全豪オープンの決勝の日まで『いつ辞めようかな』って毎日思う日々だったんです。全豪オープンで本当に1番の、いままでのキャリアで1番のプレーができて、それからやるべきことがまた見つかったというか、自分自身のパフォーマンスをどれだけ上げられるかというところに集中できるようになって。それが今回のウィンブルドンの優勝にも繋がっていると思いますし、自分自身をよりモチベートして戦えている要因に繋がっています。もちろんウィンブルドンを取ってまた燃え尽きているところはあるかもしれないですけど、それでもやることは変わらないのかなと思っています」

「(タイトルを)すべてコンプリートできたのは気持ちが良いですね。残された1つというのは気持ち悪い感じがしていたので、それが達成できてほっとしてますし達成感もあります。パラの後の燃え尽き感は今まで経験したことなかったので、今回は喜びを噛み締めているところですね。今のところはですが。テニスも再開してますし、全米オープンに向けて頑張っていくだけです」




■関連ニュース

・国枝 生涯ゴールデンスラム達成
・国枝慎吾 3度目金メダル獲得
・国枝慎吾 フェデラーから助言

■おすすめコンテンツ

・テニス体験レッスン受付中
・無料ドロー作成ツール
・世界ランキング
(2022年7月21日12時59分)

その他のニュース

9月18日

【速報中】柴原瑛菜vsカルタル (18時45分)

ダニエル太郎 今季ツアー初白星 (17時39分)

【1ポイント速報】ダニエル太郎vsウォン (16時11分)

二宮真琴ペア 強豪に屈し初戦敗退 (11時10分)

復帰後初白星で前年王者が初戦突破 (10時06分)

世界304位 第5シード破る番狂わせ (9時07分)

9月17日

ダニエル太郎 3年連続本戦入り (16時20分)

フォンセカ、フェデラーと緊張の初対面 (15時39分)

柚木武 元世界1位と複出場へ (14時44分)

エナン、日本開催Jr大会アンバサダーに (13時47分)

ジョコ 異競技の“超人”を称賛 (11時14分)

差別騒動の米選手 立場逆転で非難殺到 (9時34分)

40歳ワウリンカ 17歳新星に貫禄勝ち (8時15分)

9月16日

ダニエル太郎 シード撃破し本戦王手 (18時40分)

坂本怜 元世界16位に屈し予選敗退 (18時23分)

【1ポイント速報】ダニエル太郎・坂本怜 予選1回戦 (14時00分)

大坂なおみ 3大会連続出場へ (13時49分)

全仏OP4強の22歳 ハードで初白星 (12時27分)

19歳大活躍 チチパスら撃破 (10時50分)

加藤未唯 今季20度目の初戦敗退 (8時06分)

9月15日

ルードが父に、婚約者の妊娠発表 (15時47分)

大坂なおみら 日本勢最新世界ランク (14時53分)

錦織圭ら 日本勢最新世界ランク (13時53分)

40歳ワウリンカ 最年長Vならず (12時14分)

デ杯 ファイナル進出国が決定 (10時51分)

17歳 今季最年少V達成 (9時21分)

烈火のごとき19歳 快進撃でツアー初V (8時18分)

←ニューストップへ
←前のページに戻る


テニスの総合ポータルサイトテニス365
テニスのことならテニス365へ。テニスの総合ポータルサイトテニス365はテニス用品の通販やテニスニュースからテニスコート、テニススクールなどのテニス施設を探す方まで、便利なテニスの総合ポータルサイト、テニス情報の検索サイトです。プレイスタイルやテニス歴など、テニス用品を様々な角度から探すこともできます。テニスの総合ポータルサイトをお探しなら、テニスニュースやテニス施設の情報が豊富なテニスの総合ポータルサイトのテニス365をお使いください。テニスの総合ポータルサイトのテニス365であなたのテニスをもっと楽しく!