男子プロテニスのATPツアーは2021年シーズンが終了し、今季の通算勝利数や各サーフェスで最多勝利をあげた選手が確定。マッチ勝利数では、世界ランク2位の
D・メドベージェフを中心に60試合以上戦った選手らが上位を占める結果となった。
>>【YouTube】苦手な片手バックハンド高い打点を克服、利き腕と逆側がコツ??<<今シーズン前半は出場大会を絞りながらも全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)や全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)、ウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)を制した世界ランク1位の
N・ジョコビッチ(セルビア)が圧倒。全豪オープンではメドベージェフ、全仏オープンでは
S・チチパス(ギリシャ)、ウィンブルドンでは
M・ベレッティーニ(イタリア)を決勝で破り充実した前半を戦った。
後半戦、7月末から開催された東京オリンピック(日本、東京、ハード)では準決勝でジョコビッチを下した
A・ズベレフ(ドイツ)が金メダルを獲得。ズベレフは今季「ATPマスターズ1000」2大会と最終戦のNitto ATPファイナルズ(イタリア/トリノ、室内ハード)を含む6大会を制した。
そして9月の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)ではメドベージェフが全豪オープンのリベンジを果たし、ジョコビッチを破って四大大会初のタイトルを獲得。今シーズンは4大会のトロフィーを手にし、マッチ勝利数は最多の63勝となった。
今季、ハードコートではメドベージェフが51勝でトップを取ったものの、クレーコートでは4つの大会を制した
C・ルード(ノルウェー)が28勝をあげ1位を獲得。
そして芝コートでは、ベレッティーニが11勝1敗でトップ。唯一の敗戦はウィンブルドン決勝のジョコビッチ戦となった。また、ジョコビッチはウィンブルドンにしか出場しなかったため勝利数上位には入らなかったものの、今季の芝コートシーズンでは7勝0敗と1度も敗れなかった。
そのほかではNitto ATPファイナルズにも出場したチチパスや
J・シナー(イタリア)、
C・ノリー(イギリス)らが各コートの勝利数で上位に入っている。
<2021年シーズンの各サーフェスマッチ勝利数ランキング>【シーズン全体】
1位:D・メドベージェフ 63勝13敗
2位:A・ズベレフ 59勝15敗
3位:C・ルード 57勝17敗
4位タイ:N・ジョコビッチ 55勝7敗
:S・チチパス 55勝19敗
【ハードコート】
1位:D・メドベージェフ 51勝8敗
2位:A・ズベレフ 41勝9敗
3位:J・シナー 39勝14敗
4位:
A・ルブレフ 37勝16敗
5位タイ:S・チチパス 32勝13敗
:C・ノリー 32勝18敗
【クレーコート】
1位:C・ルード 28勝5敗
2位:S・チチパス 23勝5敗
3位:
F・デルボニス(アルゼンチン) 23勝13敗
4位:
R・ナダル(スペイン):19勝3敗
5位:
A・ラモス=ヴィノラス(スペイン) 19勝11敗
【芝コート】
1位:M・ベレッティーニ 11勝1敗
2位:
F・オジェ アリアシム(カナダ) 10勝3敗
3位:
M・チリッチ(クロアチア) 9勝2敗
4位:
J・トンプソン(オーストラリア) 9勝5敗
5位タイ:
U・アンベール(フランス) 8勝2敗
:
A・デ ミノー(オーストラリア) 8勝3敗
:
D・シャポバロフ(カナダ) 8勝3敗
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