男子テニスで世界ランク９位のＲ・フェデラー（スイス）は１５日にツイッターで、膝の手術を行うため、３０日から開幕する全米オープン（アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム）を欠場すると発表した。

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４０歳のフェデラーは昨年に２度膝の手術を受け、今シーズンで復帰。７月のウィンブルドン（イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム）ではベスト８へ進出した。

投稿では「ウィンブルドン以降の状況について知らせたい。みんなが想像している通り単純ではなく、ドクターと芝シーズンに痛めた膝について多くのチェックを行ってきた。いい状態に向かっているわけではないから、残念なことにそこそこ長い休養が必要と診断され、膝の手術も必要となった。受けることに決めたよ」と報告した。

「何週間も苦労しツアーからも離れていた。だから難しい状況だとはわかっているけれど、同時にこれは正しいことだともわかっている。健康でいたいし、いい状態でまたツアーに戻って来れる希望を持っていたいから」

「現実的にいくけど勘違いはしないでほしい。この歳でまた手術を受けることがどれほど難しいのかわかっている。でもリハビリを乗り越え回復し、また活動できるようになる目標を持つことがこの長い期間を乗り越えるための助けになるはずなんだ」

フェデラーはこれまでに全米オープンで５度の優勝。２０１９年以来２年ぶり２０度目の出場を狙っていた。

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