女子テニスのプラハ・オープン(チェコ/ プラハ、ハード、WTA250)は18日、シングルス決勝が行われ、第2シードの
B・クレチコバ(チェコ)が第8シードの
T・マルティンコバ(チェコ)を6-2, 6-0のストレートで下し、大会初優勝を飾り、今季ツアー3勝目をあげた。試合後には「ホッとした。WTA250で優勝することは、私にとって今シーズンの目標だった」と明かした。
>>錦織 五輪「出し切りたい」<<この試合、ファーストサービスが入った時に72パーセントの確率でポイントを獲得したクレチコバは4度のブレークチャンスを与えるも全てしのいだ。リターンゲームでは4度のブレークに成功し、1時間5分で勝利した。
女子プロテニス協会のWTA公式サイトにはクレチコバのコメントが掲載されており「チェコの人たちがいると、プレーも戦いも楽になる。チェコでなければ、(今週の)どの大会にも出場しなかった。彼らは私に会いたがっていたし、パリでは私にたくさんのエネルギーを与えてくれた。だから、ここに来て、毎日ベストのプレーをしなければならないと思った。何とかして彼らに恩返しをしなければと思った」と述べている。
「パリの後、すべてが変わった。私のメンタル面は完全に変化した。望んでいたことはすべて達成したから、今はただ一生懸命に、そして楽しみながらプレーしたいと思っている。もちろん、いい結果を出すために、大きな大会や名だたる選手と対戦するために努力はしているが、大きな目標はない」と東京オリンピック(日本/東京、ハード)に出場予定のクレチコバは語っている。
6月の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)で単複を制す快挙を成し遂げたクレチコバはこの結果により、19日発表の世界ランキングでは前回から2つ上げて11位へ浮上した。
一方、敗れたマルティンコバはキャリア初のタイトル獲得とはならなかった。
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