男子プロテニス協会のATPは4日に公式サイトで、今シーズン世界ランク100位を突破している
F・オジェ アリアシム(カナダ)、L・ディエレ、
D・エヴァンス(イギリス)、J・ロンデロ、
R・アルボット(モルドバ)ら、この3か月間でランキング急上昇中の勢いがある選手たちを特集した。
ATP公式サイトでは「多くの新鮮な選手たちがランク100位を切ってきている。ほぼ毎週新しいチャンピオンが誕生している。今シーズンが始まりATPは20大会開催してきたが、19人の異なる選手がトロフィーを掲げている」と記載している。
■フェリックス・オジェ アリアシム(75上げ、世界ランク33位)
18歳で、2月18日時点では世界100位を突破できていなかったが、そこから大躍進をし、今現在キャリア最高の33位を記録している。
ブラジル・オープン(ブラジル/サンパウロ、レッドクレー、ATP250)とBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)で活躍した後、マイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)で準決勝まで勝ち残り、18歳で「ATPマスターズ史上歴代最年少セミファイナリスト」となった。これにより360ポイントを獲得し、2000年代生まれ選手で初めて世界ランク50位を切った。
■ラースロー・ディエレ(61上げ、世界ランク32位)
シーズンが開幕時期は90位で戦績も1勝4敗となっていたが、2月にリオ・オープン(ブラジル/リオデジャネイロ、レッドクレー、ATP500)で初優勝を果たし、500ポイントを獲得し、ランキングを53あげ37位となった。それまでの自己最高ランクは83位だった。
「多くの選手がこのような経験をできるかはわからない。僕は他の選手に刺激を与え、彼らもまだ活躍、成功できるんだと証明できる選手になりたい」とディエレは述べた。
■ダニエル・エヴァンス(103上げ、世界ランク89位)
192位から2019年シーズンをスタートし、最初のチャレンジャーの初戦でも苦杯を飲んだ。しかしそこから、デルレイビーチ・オープン(アメリカ/デルレイビーチ、ハード、ATP250)を含む4大会で最低4試合は勝ち続けた。デルレイビーチでは準優勝で、優勝すればもう100ポイント獲得できていた。それでもその時期に325ポイントを獲得し、初めて世界ランク100位以内に入った2017年9月以来のカムバックを果たし、今は2017年3月での自己最高ランク41位を再び目指している。
■フアン・イグナシオ ロンデロ(54上げ、世界ランク64位)
2月に開催されたコルドバ・オープン(アルゼンチン/コルドバ、クレー、 ATP250)に出場時点では112位であったが、今まで勝ったことのない同じアルゼンチン人の
G・ペラ(アルゼンチン)をフルセットで破りツアー初優勝。この勝利により初の世界ランク100位以内に入った。
■ラドゥ・アルボット(52上げ、世界ランク46位)
モルドバ人で唯一ATPポイントを保持している29歳の選手で、BNPパリバ・オープンで3回戦へ進出後、自身初世界ランク50位の壁を破った。デルレイビーチではエヴァンスに対し3度のマッチポイントをしのぎ、キャリア初優勝を果たした。またマイアミ・オープンではフェデラーから唯一セットを取った選手として注目された。
その他 注目選手たち
H・デリエン(ボリビア)(世界ランク76位)-サンティアゴチャレンジャー 優勝
R・オペルカ(アメリカ)(世界ランク56位)-ニューヨーク・オープン(アメリカ/ニューヨーク、室内ハード、ATP250) 優勝
C・ノーリー(世界ランク55位)-アビエルト・メキシコ・テルセル(メキシコ/アカプルコ、ハード、ATP500)ベスト4
H・ホルカシュ(ポーランド)(世界ランク52位)-BNPパリバ・オープン&ドバイ・デューティ・フリー・テニス選手権(アラブ首長国連邦/ドバイ、ハード 、ATP500)ベスト8
「男子テニスATPツアー マスターズ1000 モンテカルロ」
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(2019年4月4日21時31分)