マレー深夜の死闘制す喜び爆発

男子テニスのシティ・オープン（アメリカ/ワシントンDC、ハード、ATP500）は３０日、シングルス１回戦が行われ、世界ランク８３２位のＡ・マレー（イギリス）が同８０位のＭ・マクドナルド（アメリカ）を3-6, 6-4, 7-5の逆転で破り、辛くも初戦突破を果たした。

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この日は雨による悪天候の影響で開始が遅れ、四大大会３勝を誇る元世界ランク１位のマレーは試合中に腰の辺りをおさえるなど万全な状態ではなかった。ボールは浅く、今年のウィンブルドン（イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム）で１６強入りした２３歳のマクドナルドにウィナーを決められた。

しかし、勝利への執念に燃えるマレーはポイントを取るとガッツポーズを見せて自身を鼓舞。第２セットを取り返すと、ファイナルセットでは第１０ゲームでサービング・フォー・ザ・マッチを迎える。このゲームでマクドナルドにブレークバックを許したが、第１１ゲームをブレークしたマレーは第１２ゲームで７本目のマッチポイントを決めると両手を突き上げて叫び、喜びを爆発させた。

試合時間は２時間３７分、時計の針は深夜０時半を回っていた。

今年のウィンブルドン（イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム）を欠場するも復帰戦を白星で飾ったマレーは、２回戦で第４シードのＫ・エドモンド（イギリス）と対戦する。

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