テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は5日、男子シングルス2回戦が行われ、第24シードの
錦織圭が世界ランク184位の
B・トミック(オーストラリア)を2-6, 6-3, 7-6 (9-7), 7-5の逆転で破り、3年連続6度目の3回戦進出を果たした。
>>錦織vsキリオス 1ポイント速報<<>>錦織らウィンブルドン対戦表<<>>大坂らウィンブルドン対戦表<<この日、ストローク戦でミスを重ねて第1セットを落とした錦織は、第2セットの第7ゲームでは得意のドロップショットがネットにすら届かないなど精彩を欠いた。
しかし、続く第8ゲームで強烈なバックハンドのショットを決めるとブレークに成功すると「カモン!」と叫んでガッツポーズをつくり自身を鼓舞。第9ゲームをサービスキープし、セットカウント1-1に追いつく。
第3セットは両者のサービスキープが続く中、鮮やかなネットプレーやバックハンドのウィナーを決めるなどで錦織が先にブレークする。だが、直後の第8ゲームでブレークバックを許すと、第10ゲームではトミックに2本のセットポイントを握られる。このピンチで錦織は強烈なサービスエースを決めてしのぐとタイブレークの末にこのセットを取り、勝利へ王手をかける。
第4セットに入ると勢いに乗る錦織が第12ゲームでトミックのサービスゲームを破り、逆転で勝利を手にした。
3回戦では、第15シードの
N・キリオス(オーストラリア)と対戦する。キリオスは2回戦で
R・ハーセ(オランダ)をストレートで下しての勝ち上がり。
今年1月に右手首のけがから復帰した錦織は、ウィンブルドンで2014・2016年にベスト16へ進出。昨年は3回戦で敗れるなど、四大大会ではウィンブルドンのみベスト8へ進出していない。
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【配信予定】
2018年7月2日(月)~7月15日(日)
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