女子テニスで世界ランク2位の
S・ハレプ(ルーマニア)は16日、カタール・トータル・オープン(カタール/ドーハ、ハード、WTAプレミア )準々決勝で予選勝者の
C・ベリス(アメリカ)を下した後に棄権を発表。女子プロテニス協会のWTAはツイッターで、ハレプの棄権理由と状況を明かした。
第2シードのハレプはベリスに6-0, 6-4のストレートで勝利し、準決勝では第4シードの
G・ムグルサ(スペイン)と対戦する予定だった。
「今日の痛みは(いつもより)ひどかった。だから、このような決断になった。かかりつけの医者に相談した。彼は私が回復するのに十分な時間を取らなかったと言った。数日だけ休んだが、もっと必要だった。MRIの結果、水が溜まっていて、足の薬指が腱鞘炎を起こしている。大事をとって、健康を第一に考えなければいけない」
復帰の予定についても口にし、「インディアンウェルズまでは間違いなく何も出場しない。プレーできるかどうかは大会前に決める予定。今のところはあまり言うことがない。インディアンウェルズまでに回復できるか様子を見る」と3月8日開幕のBNPパリバ・ オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、WTA プレミア)復帰を目指すと話した。
元女王のハレプは1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)で準優勝したものの、決勝までに複数のロングマッチを戦い、右足を負傷。今大会が全豪オープン後、初の出場だった。
思わぬ形で決勝に進出したムグルサは、自身6つ目のタイトル獲得をかけて世界ランク21位の
P・クヴィトバ(チェコ)と対戦したものの、6-3, 3-6, 4-6の逆転で敗れた。
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