男子テニスツアーのゲリー・ウェバー・オープン(ドイツ/ハレ、芝、ATP500)は19日、シングルス1回戦が行われ、ワイルドカードで出場の19歳
A・ルブレフ(ロシア)が第8シードの
A・ラモス=ヴィノラス(スペイン)を6-7 (1-7), 7-5, 6-4の逆転で破る番狂わせを起こし、2回戦進出を果たした。
>>錦織vsベルダスコ 1ポイント速報<<>>錦織らゲリー・ウェバーOP対戦表<<この試合、第1セットをタイブレークの末に落としたルブレフだったが、続く第2セットで2度のブレークに成功して取り返すとペースを掴み、ファイナルセットでは更にラモス=ヴィノラスを引き離して2時間37分で勝利を手にした。
2回戦では、
I・カルロビッチ(クロアチア)と予選勝ち上がりの
M・ユーズニー(ロシア)の勝者と対戦する。
19歳のルブレフは、現在世界ランク106位。2015年のバルセロナ・オープン・バンコ・サバデル(スペイン/バルセロナ、クレー、ATP500)で予選を突破し、当時17歳ながら本戦1回戦で元世界ランク7位の
F・ベルダスコ(スペイン)をストレートで破る大金星をあげ、その名を世界へ轟かせた期待の若手選手。
今大会で勝ち進むと、準々決勝で第3シードの
錦織圭と対戦の可能性がある組み合わせとなっている。
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