女子テニスのカンガルーカップ国際女子オープンテニス2017(日本/岐阜、ハードコート)は3日、シングルス1回戦が行われ、46歳の
伊達公子は第3シードの
ヂュー・リン(中国)に2-6, 2-6のストレートで敗れ、左膝の手術から約1年4カ月ぶりの復帰戦は黒星となった。
今大会にワイルドカード(主催者推薦)で出場の伊達は、第1セットの第1ゲームでいきなりブレークする好スタートを切ったが、その後に3ゲームを連取されて勢いを与えてしまう。
第2セットは第2ゲームでブレークを許すと挽回することが出来ず、ストレートで敗れた。
元世界ランク4位の伊達は、2016年の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)後に左膝半月板の内視鏡手術を受けることを発表。
その後はリハビリを経て、今年の4月にエキシビションマッチ「伊予銀行 CHALLENGE MATCH」に出場。ファン約1,000人、マスコミ20社以上が会場へ駆けつけるなど注目を集めた。
1996年に引退を表明した伊達は、2008年に現役復帰した際もカンガルーカップに出場し、その時は準優勝を飾った。
一方、勝利したリンは、2回戦で19歳の
清水綾乃と対戦する。
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