女子テニスツアーの台湾オープン(台湾/台北、ハード、WTAインターナショナル)は31日、シングルス1回戦が行われ、
奈良くるみが
J・ヤンコビッチ(セルビア)を6-7 (4-7), 7-5, 6-4の逆転で下し、2回戦進出を果たした。
この試合、奈良は過去0勝3敗と苦手としている元世界1位のヤンコビッチを相手に5度のブレークに成功して、2時間41分の接戦を制した。
2回戦では、
M・リネッタ(ポーランド)とL・チュー(中国)の勝者と対戦する。
現在世界ランク87位の奈良は、前週まで行われていた全豪オープンで2年連続3回目の初戦突破を狙ったが、予選勝者の
S・ボーゲル(スイス)にフルセットの末に敗れた。
一方、敗れたヤンコビッチは2008年に世界ランク1位の座を獲得するも、昨年はタイトルがなく、現在は同49位まで順位を落としている。
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