男子テニスツアーのBNPパリバ・マスターズ(フランス/パリ、ハード、ATP1000)は4日、シングルス準々決勝が行われ、3回戦で第5シードの
錦織圭を大逆転で破った第11シードの
JW・ツォンガ(フランス)は第4シードのM・ラオニチに2-6, 6-7 (4-7)のストレートで敗れてベスト4進出を逃すと同時に、ツアー最終戦のATPワールドツアー・ファイナルズ(イギリス/ロンドン、ハード)出場の夢が絶たれた。
>>BNPパリバ・マスターズ対戦表<<前日の3回戦で錦織に2本のマッチポイントを握られる崖っぷちから、大逆転で勝利を手にしたツォンガ。この日は時速200キロを超えるラオニチのサービスと、強力なフォアハンドに押され、ストレートで敗退した。
ツォンガの敗戦により、ATPワールドツアー・ファイナルズの残り1枠はD・ティエムが出場権を獲得した。前日の3回戦で第9シードの
M・チリッチ(クロアチア)が第8シードの
D・ゴファン(ベルギー)を破った時点で2年ぶり2度目の出場が確定し、ツォンガが出場するには今大会での優勝が必須だった。
また、第7シードの
T・ベルディヒ(チェコ共和国)も出場の可能性があったが、準々決勝で第2シードの
A・マレー(英国)にストレートで敗れたことで、7年連続の出場とはならなかった。
一方、勝利したラオニチは、準決勝でマレーと対戦する。
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