女子テニスの東レ パン パシフィック オープンテニス(東京/有明コロシアム、ハード、WTAプレミア)は25日、シングルス決勝戦が行われ、18歳の
大坂なおみ(日本)は元世界ランク1位の
C・ウォズニアキ(デンマーク)に5-7, 3-6のストレートで敗れ、ツアー初優勝とはならなかった。試合後のオンコートインタビューでは「負けてしまったけど、決勝まで進めて嬉しいです」とコメントした。
>>東レ対戦表<<決勝戦、第1セットで先にブレークしたのは大坂だったが、元女王のウォズニアキに第11・第12ゲームを連取され、セットカウント0-1とする。
第2セットに入ると流れはウォズニアキに傾き、ゲームカウント0-5まで追い込まれた。ここから3ゲームを連取する反撃を見せたが、勝利を手にすることは出来なかった。
今大会は1回戦で
土居美咲(日本)、2回戦で第6シードの
D・チブルコワ(スロバキア)、準々決勝で
A・サスノビッチ(ベラルーシ)、準決勝で
E・スイトリナ(ウクライナ)を破る快進撃で決勝進出を果たした大坂は観客からの拍手に「ありがとう」と感謝の気持ちを述べた。
もし優勝していた場合、日本勢では1995年の
クルム伊達公子(日本)以来21年ぶりの快挙だった。
一方、優勝した元女王のウォズニアキは、2010年以来6年ぶり2度目のタイトル獲得を果たした。
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