男子テニスツアーのロジャーズ・カップ(カナダ/トロント、ハード、ATP1000)は27日、シングルス2回戦が行われ、第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)が
G・ミュラー(ルクセンブルグ)を7-5, 7-6 (7-3)のストレートで下し、3回戦進出を果たした。
>>錦織vsラム1ポイント速報<<>>ロジャーズカップ対戦表<<リオデジャネイロ・オリンピック(ブラジル/リオデジャネイロ、ハード)へ向け、今大会の初戦を白星で飾ったジョコビッチは「来週末のオリンピックへ向けて、このトロントでの大会は自分にとって最善の準備になる。同時に、いつも楽しみにしているこの大会での時間もエンジョイしたい」と語った。
7月のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は3連覇を目指して挑むも、まさかの3回戦敗退を喫し、その後は休養の時間をとっていた。
ロジャーズ・カップは、トロントとモントリオールで毎年交互に開催している。
「カナダは、トロントでもモントリオールでも楽しい時間を過ごしているし、過去の成績を見ても良い思い出ばかり。だから、今年もまた良い結果が出せるようにしたい」と話した。
2007・2011・2012年に優勝しているジョコビッチは、3月以来のハードコートでのプレーだった。この日はミュラーの強力なサービスと速い展開のプレーに苦しめられた。
ミュラーについて「特に速いコートでは、とてもやりづらい選手。対戦相手の時間を奪うようなプレーをしてくる。セカンド・サービスでもサーブ・アンド・ボレーを何度も仕掛けてくる。速い展開を好み、今日のような暑い日には、彼のようなプレーが有効でもあるはず」とコメントした。
3回戦では、予選から勝ち上がってきた
R・シュティエパネック(チェコ共和国)と対戦する。この日、シュティエパネックは主催者推薦の
P・ポランスキー(カナダ)を7-6 (7-5), 6-4のストレートで下しての勝ち上がり。
(STATS - AP)
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