男子テニスツアーのムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)は6日、シングルス準々決勝が行われ、第5シードで世界ランク5位の
R・ナダル(スペイン)は同35位の
J・ソウサ(ポルトガル)を6-0, 4-6, 6-3のフルセットで下し、4年連続のベスト4進出を決めた。
>>マドリッド・オープン対戦表<<この試合、ナダルはソウサに1ゲームも与えずに第1セットを先取。しかし、第2セットでは3度のブレークチャンスを活かせずに落とし、ファイナルセットへもつれ込む。
その後、ファイナルセットではソウサに1度もブレークチャンスを与えず、自身は第8ゲームでブレークに成功し、2時間5分で勝利した。
準決勝では、昨年覇者で第2シードの
A・マレー(英国)と対戦する。マレーは、同日の準々決勝で第8シードの
T・ベルディヒ(チェコ共和国)をストレートで下しての勝ち上がり。
ナダルは今大会、初戦の2回戦で
A・クズネツォフ(ロシア)、3回戦で
S・クエリー(アメリカ)、そして準々決勝でソウサを下して準決勝へ駒を進めた。
過去のマドリッド・オープンでは2005・2010・2013・2014年の4度タイトルを獲得。昨年は決勝でマレーに敗れて準優勝に終わった。
今シーズンは、3月のマイアミ・オープンで体調不良のため途中棄権するも、クレーコートシーズンに入ると本来の調子を取り戻し、モンテカルロ・ロレックス・マスターズとバルセロナ・オープン・バンコ・サバデルの2大会連続優勝を飾っている。


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