番狂わせシモンが2回戦敗退

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男子テニスツアーの南フランス・オープン（フランス/モンペリエ、ハード）は４日、シングルス２回戦が行われ、第３シードのＧ・シモン（フランス）は予選勝ち上がりのＤ・ブラウン（ドイツ）に4-6, 4-6のストレートで敗れる番狂わせが起きた。

この試合、シモンはブラウンに１０本ものサービスエースを叩きこまれ、１度もブレークすることが出来なかった。ブラウンに２度のブレークを許したシモンは１時間４分で敗れた。

両者は今回が３度目の対戦で、シモンはブラウンに初めて敗れることとなった。

世界ランク１５位のシモンは、キャリア通算１２勝、２００９年１月には世界６位まで上り詰めた。先日の全豪オープン４回戦で第１シードのＮ・ジョコビッチ（セルビア）と対戦し、3-6, 7-6 (7-1), 4-6, 6-4, 3-6と王者相手にフルセットの善戦を見せた。

一方、勝利したブラウンは準々決勝でＲ・ベーメルマンス（ベルギー）と対戦する。

３１歳のブラウンは、トリッキーなプレーをすることで知られている。ツアー大会では優勝の経験がなく、世界ランキングでは７８位が自己最高位。昨年のウィンブルドンでは、予選を勝ち上がり本戦２回戦でＲ・ナダル（スペイン）を下す金星をあげた。