女子テニスで世界ランキング1位に君臨する女王
S・ウィリアムズ(アメリカ)は25日に自身のフェイスブックを更新し、愛犬が亡くなったことを報告した。
「今日はとても辛い日になってしまいました。」とセリーナ。
愛犬を抱きかかえる自身の写真と共に「私が17歳(初めてグランドスラムで優勝した2週間前)の時に初めて会った特別な友達が旅立ちました。」と綴り、現在の心境を話した。
「彼女(愛犬)はまだ16歳でほんの数日前まで元気に走り回っていた。彼女の病弱な体は今朝疲れ果ててしまい、この事実に直面する勇気を持つ時だということと、彼女を旅立たせる時なんだということを教えてくれたの。」
「父を隣にして、私達は愛情を込めてさようならをすることが出来ました。1999年から今日まで一緒にいたので、今は悲しくて仕方がありません。」と、悲しみを露わにした。
最後に「こんな特別な友達がいてくれたのは、本当にラッキーだと感じました。犬でも猫でも、あなたのペットを抱きしめてあげて下さい。本当に悲しい。」
「ジャッキー・バイラ・ピート・ウィリアムズ。あなたを恋しく思うし、あなたとの思い出は永遠です。」と愛犬との別れを惜しんでいた。
世界ランク1位のセリーナは今季、全豪オープン、全仏オープン、ウィンブルドンを制し、1988年の
S・グラフ(ドイツ)以来となる年間グランドスラム(同シーズンの四大大会全てでタイトルを獲得すること)達成をかけて全米オープンへ臨んだ。
しかし、準決勝でノーシードから勝ち上がった
R・ビンチ(イタリア)にまさかの敗戦を喫し、それ以降は公式戦に出場していなかった。その後、最終戦の出場権を獲得するも怪我により辞退し、今季を終えている。


■関連ニュース■
・セリーナ 全米の傷癒えず欠場・セリーナ敗退でチケット暴落・セリーナの日本参戦が決定