女子テニスツアーのホアヒン・チャンピオンシップ(タイ/ホアヒン、ハード)は10日、シングルス1回戦が行われ、第3シードの
日比野菜緒(日本)が
A・グラッチ(アメリカ)を6-1, 6-3のストレートで下し、ツアー大会初優勝以降2大会ぶりの初戦突破を果たした。
この試合、終始試合の主導権を握った日比野は、トータルでグラッチに1度もブレークを許さず、自身は4度のブレークに成功して1時間2分で勝利した。
2回戦では、E・クリチコバ(ロシア)と対戦する。クリチコバは1回戦で予選勝ち上がりの
青山修子(日本)を逆転で下しての勝ち上がり。
世界ランク78位の日比野は、今年10月のタシケント・オープンでツアー初優勝を飾り、大会後の世界ランキングでは
奈良くるみ(日本)、
土居美咲(日本)を抜いて日本勢トップに浮上した。しかし、その後のツアー大会では初戦敗退が続き、現在は日本勢2番目の78位。
また、今大会では日本勢から第5シードの奈良、18歳の
大坂なおみ(日本)が同じく2回戦ヘ駒を進めたが、第1シードの土居、青山、
尾崎里紗(日本)は初戦敗退となった。
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