男子テニスツアーのBNPパリバ・マスターズ(フランス/パリ、ハード)は2日、シングルス1回戦が行われ、
B・ペール(フランス)が同胞の
G・モンフィス(フランス)を2-6, 7-6 (9-7), 6-4の逆転で下し、2回戦進出を決めた。
>>パリ・マスターズ対戦表<<両者は今回が初めての対戦だった。
この試合、3度のブレークチャンスを活かせなかったペールは、モンフィスに2度のブレークを許して第1セットを落とす。
続く第2セットのタイブレークを接戦の末にものにしたペールは、第3セットでモンフィスに1度もブレークチャンスを与えないサービスゲームを展開。自身は1度ブレークに成功して2時間3分で勝利をおさめた。
2回戦では同胞で第14シードの
G・シモン(フランス)と対戦する。
世界ランク23位のペールは、今年7月に行われたスウェーデン大会でツアー初優勝を飾り、全米オープン1回戦では昨年ファイナリストの
錦織圭(日本)を撃破。その後グランドスラム初のベスト16進出を果たした。
さらに先日行われた楽天ジャパン・オープンでは、準決勝で昨年覇者の錦織をまたも破り、決勝進出を決めていた。
一方、敗れた世界ランク20位のモンフィスは、パリ・マスターズで2009・2010年に準優勝を飾っており、今回は地元優勝を狙うも初戦敗退となった。
■関連ニュース■
・錦織キラーのペールが準優勝・ペール「錦織に勝ってごめん」・錦織破る波乱の立役者ペール