男子テニスツアーのスイス・インドア(スイス/バーゼル、ハード)は26日、シングルス1回戦が行われ、第3シードの
R・ナダル(スペイン)、
D・ティエム(オーストリア)、
D・ヤング(アメリカ)、予選勝ち上がりの
A・マンナリノ(フランス)の4選手が2回戦進出を決めた。
>>スイス・インドア対戦表<<ナダルは
L・ロソル(チェコ共和国)と対戦し、1-6, 7-5, 7-6 (7-4)と苦しむも逆転勝利をおさめて2回戦進出を決めた。
2012年のウィンブルドン2回戦、ナダルはロソルにフルセットの激闘の末に敗れる屈辱を味わっていた。その後は2大会でロソルを破ったが、今大会では1-6, 7-5, 7-6 (7-4)の逆転勝利をおさめて2回戦進出を決めた。
今回の勝利でナダルは対ロソル戦を3勝1敗とした。
2回戦では
G・ディミトロフ(ブルガリア)と
S・スタコフスキ(ウクライナ)の勝者と対戦する。
昨年のスイス・インドアでナダルは、準々決勝で当時世界ランク124位の
B・チョリッチ(クロアチア)にストレートで敗れ、大会初のベスト4進出を逃していた。
22歳のティエムは、予選勝ち上がりの
R・ハーセ(オランダ)と対戦。第1セットを1ゲームも取れずに先取されるが、0-6, 7-6 (7-5), 7-5で辛くも逆転で勝利をおさめた。
今季ティエムは3度タイトルを獲得しており、世界ランキングでは8月に自己最高位となる18位を記録した。
2回戦では第5シードの
R・ガスケ(フランス)と
J・ヴェセリ(チェコ共和国)の勝者と対戦する。
世界ランク49位のヤングは、主催者推薦枠で出場のH・ラークソネン(スイス)を6-2, 3-6, 6-4のフルセットで下しての勝ち上がり。
予選勝者のマンナリノは
V・トロイキ(セルビア)と対戦し、4-6, 7-5, 7-6 (7-3)と2時間25分に及ぶ接戦を制し、逆転勝利をおさめた。
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