男子テニスの下部大会であるコメリカバンク・チャレンジャー(アメリカ/アプトス、ハード)は11日、シングルス1回戦が行われ、第5シードの
ダニエル太郎(日本)が予選勝ち上がりの
Z・ザン(中国)に7-6 (8-6), 6-2のストレートで勝利して2回戦進出を決めた。
この試合の第1セット、両者はどちらも5度のブレークチャンスから2度のブレークに成功しタイブレークに突入。接戦となるも8-6でダニエル太郎がこのセットを先取する。
その後ペースを掴んだダニエル太郎は、第2セットでファーストサービスが入った14本中12本をポイントに繋げ、ザンに1度もブレークチャンスを与えない試合を展開。自身は2度のブレークに成功して1時間33分で勝利した。
2回戦では、
F・ドゥストフ(ウズベキスタン)と対戦する。
現在22歳のダニエル太郎は、今年の7月に自己最高位となる110位を記録。現在は2つ落として112位となっている。
今年の全仏オープンでは予選3戦を勝ち上がり本戦入りを果たすも、本戦1回戦で
F・ベルダスコ(スペイン)に敗れた。今季はチャレンジャー大会で2勝をあげている。
また、今大会には第8シードの
西岡良仁(日本)とラッキールーザーで
仁木拓人(日本)も出場しており、仁木は1回戦敗退、西岡はM・クルーガー(アメリカ)を下して2回戦に進出している。
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