男子テニスツアーのシティ・オープン(アメリカ/ワシントンDC、ハード)は6日、シングルス3回戦が行われ、第2シードで世界ランク5位の
錦織圭(日本)が第16シードで同35位の
L・マイェール(アルゼンチン)を6-4, 6-4のストレートで下し、2年連続のベスト8進出を決めた。
小雨が降り第1セットで3度の中断がある中、錦織は集中力を切らさずに得意のラリー戦でマイェールを圧倒し、世界トップ5の力を見せつけた。
両者は今回が通算3度目の対戦で、錦織はマイェールとの対戦成績を3連勝とした。
準々決勝では第7シードの
F・ロペス(スペイン)と
S・グロス(オーストラリア)の勝者と対戦する。
錦織にとって今大会は、左足の負傷で棄権したウィンブルドン以来 約1カ月ぶりの公式戦。初戦は世界ランク95位の
J・ダックワース(オーストラリア)に2時間19分で逆転勝利をおさめていた。
2013年のシティ・オープンは3回戦で
M・バグダティス(キプロス)、昨年は準々決勝で
R・ガスケ(フランス)に敗れた。
一方、敗れたマイェールは、今年6月に世界ランキングで自己最高位となる21位を記録。昨年ベット・アット・ホーム・オープンでキャリア初のタイトル獲得。今季はニース・コート・ダジュール・オープンで決勝進出を決めるもツアー2勝目を逃した。
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