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初8強の夢 ジョコに阻まれる

テニスのグランドスラムであるウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝)は7日、四大大会初の8強入りを狙っていた第14シードのK・アンダーソン(南アフリカ)は、昨年覇者で第1シードのN・ジョコビッチ(セルビア)に7-6 (8-6), 7-6 (8-6), 1-6, 4-6, 5-7と2セットアップから逆転を許してしまい、初ベスト8進出の夢は王者ジョコビッチに阻まれることとなった。

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この試合は6日に行われるも、セットカウント2-2と第4セットを終えた時点で日没のため7日へ順延していた。

アンダーソンはこの試合で40本のサービスエースを記録した。再開された第5セットの第1ゲームで3本のサービスエースを叩き込み、このセットだけで8本のサービスエースを決めていた。

しかしアンダーソンは、第11ゲームで2連続のダブルフォルトを犯し、15-40とジョコビッチに初めてブレークポイントを握られてしまう。世界ランク1位のジョコビッチはそのチャンスを逃さず、次のポイントで鮮やかなリターンでアンダーソンの足元へショットを放つとアンダーソンのミスを誘い、ブレークに成功した。

続くジョコビッチサーブの第12ゲームをしっかりキープされて敗れたアンダーソンは「連続で犯してしまったダブルフォルトが敗因だった。最後のゲームも0ー30としながらも、彼(ジョコビッチ)のセカンドサービスで続けてリターンをミスしてしまった。そんなちょっとした差で勝敗が分かれてしまうんだ。」と後悔の念にさいなまれていた。

アンダーソンは、グランドスラムで7度4回戦進出をしながらも1度も準々決勝へ進められていない。

「この大会の2週目に入って、グランドスラムでの準々決勝進出が真の目標だった。これまで4回戦には何度も来ていたからね。今回はこれまでにないくらい、その壁を越えそうになっていた。それでもそこを越えるには十分ではなかった。」とアンダーソンは肩を落としていた。

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(2015年7月8日11時39分)

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