男子テニスツアーの下部大会である三菱電機・早稲田大学フューチャーズ国際テニストーナメント(東京/東伏見、ハード、賞金総額1万ドル)は21日、シングルス準決勝が行われ、主催者推薦で出場の
今井慎太郎(日本)(早稲田大学)と第1シードの
仁木拓人(日本)(三菱電機)がそれぞれ勝利して決勝進出を決めた。
早稲田大学の今井慎太郎は、今大会には主催者推薦枠で出場しており、1回戦で
小山慶大(日本)を下し、2回戦で第3シードの
竹内研人(日本)、準々決勝で第7シードのP・リシャルディー(イタリア)とシード勢を破って準決勝に駒を進め、今回予選勝ち上がりのC・イー(台湾)に6-4, 6-1のストレートで勝利して決勝進出を決めた。
決勝進出を決めた今井慎太郎
また、第1シードの仁木拓人は昨年の全日本テニス選手権で優勝を飾った第5シードの
江原弘泰(日本)と対戦。
この試合は、仁木拓人が第1セットを先取して第2セットもリードしていたが、江原弘泰が粘りあるテニスを見せ、第2セットをタイブレークの末に取り返して勝敗はファイナルセットへ。
第3セットは、第2セットを取った勢いから第1ゲームで江原弘泰がブレークに成功するも、仁木拓人がサービスと力強いストロークで江原弘泰を圧倒し、3度のブレークに成功して6-3, 6-7 (2-7), 6-2フルセットの末に勝利をおさめた。
粘りを見せるも敗れた江原弘泰
決勝を決めた仁木拓人は、先週行われたITF亜細亜大学国際オープンで優勝を飾っており、今回は2週連続優勝まであと1勝となった。
この日行われた試合結果は以下の通り。
【シングルス準決勝】
○仁木拓人(三菱電機)(1) vs
●江原弘泰(日清紡ホールディングス)(5) 6-3, 6-7 (2-7), 6-2
○今井慎太郎(WC) vs
●C・イー(Q) 6-4, 6-1
シングルス決勝は、3月22日の11時から行われる予定。
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