男子テニスツアーの上海マスターズ(中国/上海、ハード)は5日、シングルス予選2回戦が行われ、予選第9シードの
伊藤竜馬(日本)は予選第4シードの
B・トミック(オーストラリア)に3-6, 4-6のストレートで敗れ、2年連続本戦出場とはならなかった。
この試合、伊藤竜馬はトミックに6度のサービスエースを決めるも11度のサービスエースを決められ、第1セットで1度のブレークに成功するが、試合を通じて3度のブレークを許し1時間1分で敗れた。
今大会の予選に出場した日本勢で予選2回戦に勝ち進んだのは伊藤竜馬のみで、予選第10シードの
添田豪(日本)と
杉田祐一(日本)、
守屋宏紀(日本)、
内山靖崇(日本)らはいずれも予選1回戦で敗退している。
伊藤竜馬は昨年の同大会では予選を突破し、本戦1回戦で
G・モンフィス(フランス)と対戦するも敗れている。
伊藤竜馬は先日の楽天ジャパン・オープンで主催者推薦として出場し、1回戦で世界ランク4位の
S・ワウリンカ(スイス)をストレートで下す金星を上げた。
《伊藤竜馬vsワウリンカの記事はこちら》2回戦では楽天ジャパン・オープンベスト4進出を果たした
B・ベッカー(ドイツ)に敗れた。
日本勢から予選通過者は無く、本戦出場は第7シードの
錦織圭(日本)のみとなる。錦織は上位シード選手のため1回戦は免除され、2回戦からの登場となり、初戦となる2回戦で
J・ソック(アメリカ)と予選通過者の勝者と対戦する。
■関連記事■ ・錦織「限界を乗り越えた」・錦織「本当に信じられない」・伊藤竜馬 初のベスト8逃す・守屋宏紀 本戦勝利ならず・添田豪 単で初勝利あげられず
■関連動画■ ・アメリカの次世代スター選手・スウェーデンの黄金期を築いた2人