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テニスのグランドスラムである全仏オープン（フランス/パリ、レッドクレー）は、３日に行われた男子シングルス準々決勝で、第１８シードのＥ・ガルビス（ラトビア）が第６シードのＴ・ベルディフ（チェコ共和国）を6-3, 6-2, 6-4のストレートで破り、自身初グランドスラムのベスト４入りを決めた。

４回戦では第４シードのＲ・フェデラー（スイス）を下す金星を飾ったガルビスは「まだこの１０日間で起きている事が理解できていないんだ。今も喜び過ぎないようにしている。そしてあまり考え過ぎないようにもしているんだ。」と驚きを隠せずにいる。

「肉体的にもかなり良い状態だと感じている。いつまでだって走れると感じているし、相手にウィナーを取らせない自信だってあるんだ。」と、自分自身も好調なテニスをしている事を実感していた。

実際、今年の全仏オープンでは素晴らしいテニスを披露し、快進撃を続けている。

今大会ガルビスは、１回戦でＬ・クボット（ポーランド）、２回戦で予選勝ち上がりのＦ・バグニス、３回戦でＲ・シュティエパネック（チェコ共和国）を下し、４回戦で第４シードのフェデラーをフルセットで破る活躍をみせ、準決勝では世界ランク６位のベルディフに勝利しての勝ち上がりとなっている。

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また、全仏オープン直前の大会ニース・オープンでＦ・デルボニス（アルゼンチン）を下して、今季２度目のタイトルを獲得しており、全仏オープンには自信をつけて臨んできている。

初のグランドスラム決勝進出をかけてガルビスは、準々決勝で生涯グランドスラム達成を狙う第２シードのＮ・ジョコビッチ（セルビア）と対戦する。