テニスのグランドスラムである全豪オープン（オーストラリア/メルボルン、ハード）で１１年連続のベスト４進出を果たすも、準決勝で第１シードのＲ・ナダル（スペイン）に敗れた第６シードのＲ・フェデラー（スイス）。決勝でナダルと対戦する同じスイス勢の第８シードＳ・ワウリンカ（スイス）に向けて、フェデラーがエールを送った。
もしフェデラーがナダルに勝利していた場合、Ｓ・ワウリンカとのスイス人同士の決勝戦となってたが、その夢はナダルに阻まれる結果となった。
決勝でナダルと対戦する同胞のワウリンカについて「スタン（ワウリンカ）に勝ってほしい。全力を尽くしてほしい。ラファ（ナダル）に勝てない理由はない。スタンにとっては初の四大大会決勝。だから、どんなテニスになるのかはみえないところ。でも、それを逆手にとっていけばいいと思う。」と、フェデラー。
ワウリンカは準々決勝で、オープン化以降初の４連覇を狙っていたＮ・ジョコビッチ（セルビア）を激闘の末に破った。さらに準決勝では、第７シードのＴ・ベルディフ（チェコ共和国）に勝利し、グランドスラム初の決勝進出を決めていた。
また、大会後に発表される世界ランキングでワウリンカがフェデラーを抜き、スイス人ナンバー１の座を手にする事が確定している。
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（2014年1月26日14時39分）
綿貫陽介 2時間半超の死闘制し8強 
