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テニスのグランドスラムである全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード)は7日に男子シングルス準決勝を行い、世界ランク1位で第1シードのN・ジョコビッチ(セルビア)が第9シードのS・ワウリンカ(スイス)と2-6, 7-6 (7-4), 3-6, 6-3, 6-4の大接戦、4時間9分の激闘を制して4年連続の決勝進出を決めた。
試合後、ジョコビッチは次のように語った。「セットカウント1-2とされていた場面からフルセットの末に勝つことができてとても嬉しい。精神的にも肉体的にも充実している。今日は試合の前にあまりコート上で練習することをしなかった。決勝まで2日あるから十分に準備できるね。」
「粘って戦うことを諦めなかった。また精神的に負けることなく、勝てると信じて疑わなかった。試合が進み、長くなるにつれて、自分の方が体力的に有利だと考えていた。また特にこのような試合の状況、つまり四大大会の準決勝という大一番では自分の方が経験があるから、精神的にコート上では自分の方が自信の度合いが高いと考えていたんだ。」
先に決勝進出を決めていたR・ナダル(スペイン)との大一番に向けて、ジョコビッチは十分に対策ができていることをアピールしている。
「コート上でナダルは真のアスリートだ。すべてのポイントを諦めることなくプレーするし、今大会ではハードコート上でこれまでで最高のプレーを見せている。言うまでもなく今季、最も調子がいいのは彼だし、それに異論をはさむ人はいないだろう。プレーを見ていると自信にあふれている。でも彼とどのように戦えばいいのかは分かっているんだ。ハードコートは自分でも言っているように僕の最も得意なサーフェス。彼とは今大会の決勝で2度も対戦している。どんなテニスをすべきか分かっている。」
ジョコビッチとナダルは、通算37度目の対戦となり、全米オープン決勝では3度目の優勝争いとなる。その決勝は大会最終日の9日に行われる。
《全米オープン 対戦表》
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