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男子テニスツアーのベット・アット・ホーム・カップ(オーストラリア/キッツビュール、レッドクレー)は3日、シングルス決勝が行われ、第8シードのM・グラノジェルス(スペイン)が第2シードのJ・モナコ(アルゼンチン)を0-6, 7-6 (7-3), 6-4の逆転で下し、自身4度目のツアータイトルを獲得した。
第1セット、ファーストサーブ時のポイント獲得率がわずか28パーセントだった世界ランク53位のグラノジェルスは、同31位のモナコに3度のブレークを許し、このセットを落とす。
その後、第2セットから調子を上げたグラノジェルスはモナコに1ブレーク許すも、1度握ったブレークチャンスを活かし、このセットはタイブレークへ。そして、パッシングショットやフォアハンドのウィナーを決めたグラノジェルスが第2セットを取り、セットカウント1-1となる。
勝敗がかかる第3セット、第10ゲームでネットプレーを織り交ぜるモナコに対し、グラノジェルスは鋭いショットを放った。そして、最後はモナコのバックハンドボレーがアウトし、2時間12分でグラノジェルスが優勝を決めた。
試合後、27歳のグラノジェルスは「第2セットはラッキーだった。そこから試合の流れは変わった。」と、コメント。
一方、準優勝で29歳のモナコは「彼(グラノジェルス)は勝利に相応しいプレーをした。」と、グラノジェルスを称えた。
また、第1セットをグラノジェルスにわずか9ポイントしか与えなかったモナコは、第2セットからについては「勝利が近づいて、緊張してしまった。」と、肩を落とした。
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