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男子テニスツアーのシティ・オープン男子（アメリカ/ワシントンDC、ハード）は３１日、シングルス２回戦が行われ、心臓疾患のためツアー離脱していたＭ・フィッシュ（アメリカ）が第１２シードのＪ・ベネトー（フランス）を6-3, 7-5のストレートで下し、３回戦進出を果たする同時に、キャリア通算３００勝へあと１勝と迫った。

昨年のシティ・オープン男子でベスト４入りしている３１歳のフィッシュは「今現在の自分の力を試すには、良いテストになった。このコートは相性も良いし、自分が好きな早いコート。今日はとても良いテストになったし、それをパスして次の試合へ進む事も出来た。」と、自身のプレーに自信を高めていた。

この日は夕方から降り始めた雨により、予定されていた２回戦が消化出来ていない。フィッシュは３回戦で、試合途中で翌日へと順延になった第７シードのＫ・アンダーソン（南アフリカ）と主催者推薦のＪ・ダックワース（オーストラリア）の勝者と対戦する。この日の試合は、アンダーソンが6-3, 3-6, 5-4とリードしたところで中断となった。

「次に対戦する選手は、まだ試合が終わっていない。アンダーソンは最近好調を続けていて、先週のアトランタ・オープンでも準優勝を飾っている。もし彼（アンダーソン）が勝ち上がってきたら、とても厳しい試合になるだろう。」とフィッシュは、次の試合へ気を引き締めていた。

この日行なわれた試合結果は以下の通り。

●Ｊ・ベネトー(12) vs. ○Ｍ・フィッシュ, 3-6, 5-7
○Ｉ・ドディグ（クロアチア）(13) vs. ●Ｔ・カムケ（ドイツ）, 2-6, 6-2, 6-3
○Ｊ・アイズナー（アメリカ）(8) vs. ●Ａｌ・クズネツォフ（アメリカ）, 7-6 (7-2), 7-6 (7-4)
●Ｍ・ロドラ（フランス）(17) vs. ○Ｒ・シュティエパネック（チェコ共和国）, 2-6, 1-6
●Ｇ・シモン（フランス）(5) vs. ○Ｄ・ツルスノフ（ロシア）, 4-6, 2-6


《シティ・オープン男子 対戦表》


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（翻訳・記事/弓削忠則）