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錦織、やっと手にしたナダルへの挑戦権「世界1強い相手」<全仏オープン>

テニスのグランドスラムである全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー)でベスト16進出を果たした第13シードの錦織圭(日本)は、4回戦で第3シードのR・ナダル(スペイン)と対戦する事が決まった。今年ナダルは、大会史上初となる8度目の優勝と、今大会2度目の4連覇を狙っている。

錦織とナダルの過去の対戦成績は、0勝4敗と錦織は4連敗を喫している。

初めて対戦したのは2008年のAEGON選手権で、その時は錦織がナダルから1セットを取る健闘をみせた。しかし、その後の2010年ウィンブルドン、2011年と2012年のソニー・オープン男子で錦織はストレートで敗れている。

また、今年錦織はナダルとの対戦を2度逃していた。

錦織は、4月のバルセロナ・オープン・サバデル3回戦でA・ラモス(スペイン)、5月のムチュア・マドリッド・オープン男子準々決勝でP・アンドゥハル(スペイン)に勝利していた場合、ともにナダルと対戦する事となっていた。

ナダルとの対戦について、錦織は「どこまで自分がやれるか楽しみ。彼(ナダル)はクレーで世界1強い相手なので、いつも以上のプレーをしなければ勝つチャンスはない。勝ちにいきたい。」と、意気込みを語った。

ナダルは今大会1回戦でD・ブランズ(ドイツ)、2回戦はM・クリザン(スロバキア)、3回戦では第27シードのF・フォニュイーニ(イタリア)に勝利し、錦織との4回戦へ駒を進めている。

今大会でナダルは7度の優勝を飾っているが、2009年の4回戦はR・ソデルリング(スウェーデン)に敗れる大波乱に見舞われた。

元世界ランク1位のナダルは、今年の2月に膝の怪我から復帰し、今季出場した8大会全てで決勝進出を果たした。さらに、そのうち6大会で優勝を飾り、好調を維持している。

一方、錦織は全豪オープン4回戦でD・フェレール(スペイン)に敗れ2年連続のベスト8進出を逃すも、その後に行われたアメリカ国際インドアテニス選手権では自身3度目となるツアー優勝を飾った。

さらに、錦織は今年5月に行われたムチュア・マドリッド・オープン男子3回戦で、元王者でグランドスラム最多17度の優勝を誇るR・フェデラー(スイス)を下す大金星をあげた。

【錦織圭 vs ラファエル・ナダル 過去の対戦成績】

<2012年>
・ソニー・オープン男子4回戦 錦織圭 4-6, 4-6 R・ナダル

<2011年>
・ソニー・オープン男子2回戦 錦織圭 4-6, 4-6 R・ナダル

<2010年>
・ウィンブルドン1回戦 錦織圭 2-6, 4-6, 4-6 R・ナダル

<2008年>
・AEGON選手権3回戦 錦織圭 4-6, 6-3, 3-6 R・ナダル

《全仏オープン2013 男女対戦表》

《全仏オープン2012 男女対戦表》

《全仏オープン2011 男女対戦表》


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《ラファエル・ナダルの全仏着用ウエアやシューズ》

《ナダル自伝「RAFA MY STORY」》

《ラファエル・ナダル 2013オフィシャルカレンダー》

(2013年6月2日15時46分)

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