男子テニスツアーのオープン１３（フランス/マルセイユ、賞金総額５９万８５３５ユーロ、インドアハード）は２１日、シングルス２回戦残り４試合が行われ、第２シードのＪ・Ｍ・デル=ポトロ（アルゼンチン）がベテランのＭ・ロドラ（フランス）を3-6, 7-6 (7-4), 7-5と接戦の末に下し、ベスト８進出を決めた。
「本当に本当に、タフな試合だった。この試合で、大会のレベルの高さがわかったと思う。最終的には、自分もとても質の高いテニスが出来たと思う。彼（ロドラ）は、試合を通して終始良いプレーをしていた。今日の勝利にはちょっとした幸運が必要だった。なぜなら、彼が勝っても全くおかしくない試合だったからさ。」とデル=ポトロは、ロドラのプレーを称賛していた。
前年度チャンピオンのデル=ポトロは、昨年の決勝戦でもロドラと対戦していた。この日、デル=ポトロは試合を通して１４本のサービスエースを記録したのに対し、ロドラは１０本のダブルフォルトを犯していた。
先週のABNアムロ世界テニス選手権で優勝しているデル=ポトロは、２大会連続優勝に向けて、準々決勝で第６シードのＧ・シモン（フランス）と対戦する。２００７年の今大会チャンピオンであるシモンは、Ｒ・バウティスタ=アグ（スペイン）を6-3, 6-1で下しての勝ち上がり。
世界ランク１３位のシモンは、第１セットは４度、第２セットでも３度のブレークに成功し、同５７位のバウティスタ=アグを１時間８分で下した。先週のABNアムロ世界テニス選手権でベスト４入りしているシモンは、２大会連続での４強入りを目指す。
この日行われた試合結果は以下の通り。
○Ｊ・Ｍ・デル=ポトロ(2) vs. ●Ｍ・ロドラ, 3-6, 7-6 (7-4), 7-5
●Ｊ・ティプサレビッチ（セルビア）(4) vs. ○Ｄ・ツルスノフ（ロシア）, 6-7, 2-6
○Ｇ・シモン(6) vs. ●Ｒ・バウティスタ=アグ, 6-3, 6-1
○Ｊ・ヤノヴィッツ（ポーランド）(7) vs. ●Ｊ・ベネトー（フランス）, 7-6 (7-0), 6-3
今大会の優勝賞金は９万５３５０ユーロ。
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(翻訳・記事/弓削忠則)
（2013年2月22日12時31分）
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