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女子テニスのチャレンジャーシリーズのOCE台北WTAレディース・オープン(台湾/台北、賞金総額12万5000ドル、ハード)は、大会2日目の30日、シングルス1回戦9試合が行われ、第3シードの森田あゆみ(日本)が予選を勝ち上がったリー・フアチェンを6-2, 6-1の快勝で退け、順当に2回戦進出を決めた。
今年から新設されたこのチャレンジャーシリーズ。女子レギュラーツアーのインターナショナル大会とツアー下部のサーキット大会の間に位置する大会で、その第1戦が台湾の台北で開催されている。
この日の1回戦で、世界ランク75位の森田は、同475位で予選を勝ち上がった19歳のリー・フアチェンに1度もブレークを許さず、第1セットでは2度、第2セットでも3度のブレークを奪うなど力の差を見せ付けると、わずか56分の快勝で初戦突破を果たした。
また、第7シードの土居美咲(日本)もワン・キアンを6-4, 7-5で下して2回戦へ駒を進めた。
世界ランク104位の土居は第1セットは1度ブレークを同183のワン・キアンに許すも2度のブレークを奪い返し、そのセットを先取する。
第2セットに入ると両者1度もブレークを許さず接戦へ。終盤で唯一のブレークに成功した土居が1時間35分のストレートで勝利を飾り、ワン・キアンとの対戦成績を4勝0敗へと伸ばした。
森田はチャン・チンウェイを6-4, 6-3で下したP・カニアと、土居は主催者推薦のチャン・ハオチンを5-7, 7-6 (7-2), 6-4の逆転で下した予選勝者のシュー・ウェンシンと、準々決勝進出をかけて2回戦で対戦する。
一方、この日登場したもう一人の日本勢の瀬間詠里花(日本)は、N・ルアングナム(タイ)の前に4-6, 6-7 (6-8)の接戦の末に敗れた。ルアングナムは2回戦で第4シードのK・ムラデノビッチと顔を合わせる。この日ムラデノビッチはJ・グルシュコを6-2, 4-6, 6-3で勝利しての勝ち上がり。
今大会の本戦には第6シードでクルム伊達公子(日本)と奈良くるみ(日本)も出場しており、大会初日の29日にクルム伊達はA・スティーブンソン(アメリカ)を6-4, 3-6, 7-6 (7-5)で、奈良も主催者推薦のリー・ヤシュアンを6-3, 6-3で下して2回戦へ進んだ。
また今大会にはダブルスにも日本勢がエントリーしており、第3シードにクルム伊達/ チャン・チンウェイ組が、土居/ ジャン・リン組が、主催者推薦で奈良/ チェン・ウィー組が、欠場ペアに代わって太田紗苗/ Z・ディアス組が出場している。
この日行われた試合結果は以下の通り。
O・ゴヴォルツォバ(ベラルーシ) (2) ○-× ジェン・サイサイ, 7-6 (7-3), 6-1
森田あゆみ (3) ○-×リー・フアチェン, 6-2, 6-1
K・ムラデノビッチ (4) ○-× J・グルシュコ, 6-2, 4-6, 6-3
チャン・カイチェン (5) ○-× L・クムクーム(タイ), 7-6 (7-5), 5-7, 6-2
土居美咲 (7) ○-× ワン・キアン, 6-4, 7-5
N・ルアングナム ○-× 瀬間詠里花, 6-4, 7-6 (8-6)
P・カニア ○-× チャン・チンウェイ, 6-4, 6-3
シュー・ウェンシン ○-×チャン・ハオチン, 5-7, 7-6 (7-2), 6-4
V・ウォングテアンチャイ ○-× N・ラチーワカーン(タイ), 7-6 (7-3), 6-2
今大会の優勝賞金はシングルス2万ドル、ダブルス5500ドル。
(翻訳/弓削忠則)
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