- 国内最大の総合テニス専門サイト テニス365 - 錦織圭、フェデラー、ナダル、ジョコビッチなどテニスニュース満載。全豪オープン、ウィンブルドン、全仏オープン、全米オープンなどテニス大会特集も!

- 国内最大の総合テニス専門サイト -

HOMEニュースTOP今日のニュース(一覧)今日のニュース(詳細)

フェデラー地元声援に応えられず、今季7度目で敗れる◇スイス・インドア

男子テニスツアーのスイス・インドア(スイス/バーゼル、賞金総額193万4300ユーロ、インドアハード)は日曜日に決勝戦を行い、第2シードのJ・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)が第1シードのR・フェデラー(スイス)を6-4, 6-7(5-7), 7-6(7-3)の大激戦の末に下し、嬉しい優勝を飾った。試合時間は2時間44分だった。デル=ポトロは優勝賞金33万7900ユーロを獲得した。

夏のロンドンオリンピック準決勝でフェデラーが4時間26分に及ぶ3-6, 7-6(7-5), 19-17の死闘を制していたが、今回はデル=ポトロが大接戦を制する結果となった。

また両者は今年だけで今大会含め7度対戦し、デル=ポトロは7度目にして世界ランク1位のフェデラーに勝利した。

決勝戦は第1セット、第5ゲームでフェデラーがフォアハンドを2度ネットにかけると、バックハンドも同様にネットにかけ、このゲームをブレークされてしまう。

このリードを生かしたデル=ポトロは、得意のフォアハンドを随所で炸裂させつつ、このセットをゲームカウント6-4で先取する。

第2セットは拮抗した試合内容になり、それぞれ1度ずつブレークポイントを手にするが、両者ともにチャンスを生かせず、このセットはタイブレークへ突入。特にフェデラーは自身のサービスゲームの第11ゲームで、デル=ポトロにフォアハンドのパッシングショットをなどを決められブレークポイントを与えるも、このピンチをフォアハンドの逆クロスなどを決めて、なんとか切り抜けていた。

タイブレークでは、フェデラーが6-5とリードすると、セットポイントでデル=ポトロのバックハンドがワイドにそれ、勝負の行方は第3セットへ。セットを奪い返した瞬間、フェデラーはガッツポーズをつくり雄叫びをあげた。

勝負のファイナルセットでは、フェデラーがゲームカウント1-1のリターンゲームで3本のブレークポイントを握るものの、チャンスを生かせずにゲームカウント1-2としてしまう。

第7ゲームでも1本のブレークポイントを手にしたフェデラーだったが、フォアハンドをふかしてしまい、再びデル=ポトロにサービスキープされてしまう。

デル=ポトロは逆にゲームカント6-5の第12ゲームでブレークチャンスを握るが、フェデラーに3本連続のサービスエースを決められ、このセットもタイブレークへ。

タイブレークでは、デル=ポトロが5-3とリードを奪い、続くポイントでフェデラーのフォアハンドがネットにかかり、6-3とデル=ポトロはマッチポイントを握る。最後フェデラーのフォアハンドがサイドアウトし、試合に終止符が打たれた。

試合後、デル=ポトロは「信じられない決勝戦だった。」と感想をもらした。デル=ポトロはサービスゲームを一度も落とさず、またファイナルセットのタイブレークではギアを一段上げ、見事なプレーを披露しての勝利だった。

久しぶりに世界王者から勝利を収めたデル=ポトロは「今回は勝てたね。」と安堵の表情を浮かべた。これで両者の対戦成績はフェデラーの13勝3敗となった。

24歳のデル=ポトロは先週のウィーンの大会でも優勝しており、2週連続優勝を達成した。今回の優勝でデル=ポトロは今季4勝目、ATPツアー通算13勝目を決めた。

一方、敗れたフェデラーは今大会で過去6年間に5度優勝しており、相性のよい大会だったが、今回は惜敗した。

フェデラーは試合後、「ファイナルセットのタイブレークではいいプレーができなかった。話はこれに尽きるね。」と話した。

またフェデラーは対戦相手を称えることも忘れてはいなかった。2009年の全米オープンで優勝したものの、その後は長らく手首の故障に悩まされていたデル=ポトロについて「以前の彼に戻っていると思う。」と称賛の言葉を送っている。

試合後、フェデラーは月曜日からスタートするBNPパリバ・マスターズを欠場し、11月5日からロンドンで開催されるATPワールド・ツアー・ファイナルに備えることを決めた。これについて31歳のフェデラーは「今の僕には正しい決断だ。気がかりなこともあり、大事を取りたい。」と話している。

(翻訳/森田系太郎)

(2012年10月29日12時37分)

Facebookでニュースコメントを投稿

>> テニス365公式Facebookページ
その他のニュース

10月29日

島袋将 日本人対決制し今季6度目8強 (14時28分)

マスターズ2大会連続でいとこ対決 (13時29分)

女子最終戦 組合せ決定 (11時17分)

元複世界1位 43歳で現役引退 (10時22分)

初の世界1位撃破で16強「最高」 (9時04分)

大波乱 アルカラス初戦敗退 (8時05分)

10月28日

ダニエル太郎 結婚後初の白星 (20時50分)

坂詰姫野 番狂わせで初戦突破 (20時05分)

西岡良仁 6連勝で初戦突破 (18時57分)

【1ポイント速報】西岡良仁&ダニエル太郎 1回戦 (15時55分)

清水悠太が今村昌倫下し初戦突破 (15時35分)

シナー 世界1位奪還の条件 (14時49分)

試合後にムーンウォークとラケット破壊 (13時44分)

2年5ヵ月ぶりトップ10復帰 (10時06分)

ディミトロフ 3ヵ月ぶり復帰戦白星 (9時07分)

西岡良仁 目標の1つをクリア (7時57分)

10月27日

日本大学が王座2連覇達成 (21時08分)

白石光 ダブルヘッダー制し優勝 (19時39分)

17歳・園部八奏 健闘で順位上げる (13時18分)

西岡良仁 前週Vで世界ランク上昇 (11時53分)

19歳フォンセカ優勝、次のジョコ? (9時49分)

シナー 逆転勝ちでツアー22度目V (8時28分)

【動画】43歳マウー 現役最後の試合終えた瞬間、友人ディミトロフと抱き合う (0時00分)

10月26日

王座女子 関西大学が初優勝 (20時00分)

アルカラス「今年は違う」 (18時32分)

40歳ワウリンカ 現役続行の意思示す (17時29分)

4試合中2試合棄権で準V (17時19分)

東レPPO初V「大きな名誉」 (16時26分)

西岡良仁 3年9ヵ月ぶり7度目V (15時17分)

完勝で東レPPO初優勝 (13時31分)

【1ポイント速報】ベンチッチvsノスコバ 東レPPO決勝 (12時03分)

19歳 ブラジル初のATP500決勝進出 (8時40分)

シナー 今季10大会中8大会で決勝へ (7時39分)

【動画】波乱 アルカラス初戦敗退、試合終了の瞬間 (0時00分)

←ニューストップへ
←前のページに戻る
ウインザーラケットショップ

>>動画をもっと見る<<




テニスの総合ポータルサイトテニス365
テニスのことならテニス365へ。テニスの総合ポータルサイトテニス365はテニス用品の通販やテニスニュースからテニスコート、テニススクールなどのテニス施設を探す方まで、便利なテニスの総合ポータルサイト、テニス情報の検索サイトです。プレイスタイルやテニス歴など、テニス用品を様々な角度から探すこともできます。テニスの総合ポータルサイトをお探しなら、テニスニュースやテニス施設の情報が豊富なテニスの総合ポータルサイトのテニス365をお使いください。テニスの総合ポータルサイトのテニス365であなたのテニスをもっと楽しく!