- 国内最大の総合テニス専門サイト テニス365 - 錦織圭、フェデラー、ナダル、ジョコビッチなどテニスニュース満載。全豪オープン、ウィンブルドン、全仏オープン、全米オープンなどテニス大会特集も!

- 国内最大の総合テニス専門サイト -

HOMEニュースTOP今日のニュース(一覧)今日のニュース(詳細)

元王者フェレーロが14年間の現役生活にピリオド◇バレンシア・オープン

男子テニスツアーのバレンシア・オープン(スペイン/バレンシア、賞金総額142万4850ユーロ、インドアハード)は23日、シングルス1回戦7試合が行われ、元世界ランク1位のJ・C・フェレーロ(スペイン)が第6シードのN・アルマグロ(スペイン)に5-7, 3-6のストレートで敗れ、シングルスのテニス人生に幕を閉じた。

今大会を最後に引退を表明していたフェレーロは主催者推薦を受けて本戦へエントリーしていた。

この日、第1セットでフェレーロと世界ランク12位のアルマグロは、2度ずつのブレークを奪い合う接戦となるも、終盤でアルマグロに3度目のブレークを奪われたフェレーロはこのセットを失う。

第2セットに入り、フェレーロは1度ブレークをアルマグロから奪ったものの2度のブレークを許し、1時間41分のストレートで敗退。32歳のフェレーロは14年間のプロテニス人生に幕を下ろした。

2003年の全仏オープンを制し、その年の全米オープンで準優勝を飾ると、その後発表された世界ランクで1位へと上り詰めた。1位には8週間の在位に留まったものの、トップ10には176週も君臨していた。

「今週はとても特別で忘れられない一週間。今日はコートに立っても気分が高まっていたが、それ以前に大会が始まってからずっと高揚していた。」と地元と言えるバレンシアで、今大会を最後の試合と決めたフェレーロは自身の気持ちを語っていた。

「最初にドローを見た時は、正直嬉しくはなかった。彼(アルマグロ)は対戦したくない選手の一人だったから。とても親しい仲間だし、練習も一緒にしていた。そして彼はツアー最終戦への出場の可能性が残されているから、彼には今大会も上位へ進んでもらいたいと思っていたからね。でも考え方を変えたら、自分の最後の試合を大切な友人と戦えるのは後悔なく引退ができるとも思えるようになった。」

そしてフェレーロは、引退後の自身のことについても語っていた。バレンシア近郊にテニスアカデミーを経営しているフェレーロだが、それだけではなく、今後もテニスに関わっていくことを明かした。

「来年はニコ(アルマグロ)に就いて何大会かツアーを回るつもりさ。コーチとしてね。だから最後の試合が、そんな彼との対戦だったのは、良かったんだと思えた。」

「テニス人生を通して、自分はとても負けず嫌いな選手だった。でも今は、そんな感情が自分の中にもうないと感じてしまった。そうなると世界で戦っていくレベルを維持するのは難しくなってしまう。もうちょっとは現役を続けられたのかもしれないけど、自分は完璧主義者だから、このタイミングで引退するべきだと思ったんだ。」

と、引退後もコーチとしてアルマグロと共にツアーを回ることを明かし、引退する決断へ至った思いも加えていた。

シングルスで敗退したものの、D・フェレール(スペイン)とのペアーでダブルスにもエントリーしているフェレーロ。水曜日のセンターコートでC・ベルロク(アルゼンチン)/ A・ドルゴポロフ(ウクライナ)組との1回戦を行う。

この日行われた試合結果は以下の通り。

D・フェレール (1) ○-× O・ロクス(ベルギー), 7-5, 7-5
X・マリス(ベルギー) ○-× JW・ツォンガ(フランス) (2), 3-1, 途中棄権
G・シモン(フランス) ○-× J・ティプサレビッチ(セルビア) (3), 5-4, 途中棄権
N・アルマグロ (6) ○-× J・C・フェレーロ, 7-5, 6-3
A・ドルゴポロフ ○-× F・ボランドリ(イタリア), 6-3, 7-6 (7-5)
S・クエリー(アメリカ) ○-× F・ロペス(スペイン), 6-3, 7-6 (7-4)
J・メルツァー(オーストリア) ○-× C・ベルロク, 6-3, 6-3

今大会の優勝賞金は34万2850ユーロ。

(翻訳/弓削忠則)

(2012年10月24日11時41分)

Facebookでニュースコメントを投稿

>> テニス365公式Facebookページ
その他のニュース

4月26日

運も味方に 昨年女王が接戦制す (22時45分)

本玉真唯と柴原瑛菜が4強 (21時45分)

新たなMS開催報道をATPが否定 (19時54分)

全仏OP賞金総額が過去最高90億円に (19時01分)

「優勝は大きな意味」女王が初戦突破 (18時02分)

現役選手で4人目の1000試合到達 (17時01分)

17歳新星が逆転勝ちでMS初白星 (16時03分)

“ダブルベーグル”の圧勝劇 ガウフが3回戦へ (12時20分)

西岡は「僕を苦しめる」オジェが逆転で初戦突破 (11時04分)

ナダル「全ての瞬間を楽しもう」 (10時03分)

大坂撃破「彼女は素晴らしかった」 (8時28分)

ナダル 21歳年下に完勝で初戦突破 (7時20分)

4月25日

大坂なおみ 激闘の末2回戦敗退 (23時14分)

【1ポイント速報】大坂なおみvsサムソノヴァ (21時40分)

柴原瑛菜ら日本勢3選手が8強 (21時04分)

西岡良仁 マドリッドOP初戦敗退 (20時36分)

【1ポイント速報】西岡良仁vsオジェアリアシム (18時05分)

大坂なおみ 2回戦相手は直近3連敗中 (17時54分)

東京五輪金の元世界4位が出産発表 (16時46分)

強烈サーブもラケットすっぽ抜け (15時24分)

19歳シャン 4時間死闘制す「人生最長の試合」 (12時19分)

日比野菜緒 マドリッドOP初戦敗退 (11時02分)

小田凱人が書籍発売 (10時04分)

ナダル 満身創痍の復帰「体の限界がある」 (8時04分)

大坂「クレーで優勝したい」 (7時11分)

4月24日

本玉真唯ら 日本勢5名が初戦突破 (22時51分)

大坂なおみ 初戦突破 クレー2年ぶり白星 (21時52分)

【1ポイント速報】大坂なおみ マドリッドOP1回戦 (20時38分)

ダニエル太郎 熱戦制し初戦突破 (20時36分)

【1ポイント速報】ダニエルvsブキッチ (18時40分)

大坂なおみ 初戦の相手ミネンとは? (18時36分)

ディアドラ 80年代/90年代イメージの新作入荷 (15時54分)

引退の元世界1位に多くの惜別の声 (15時35分)

メド、クレーに自信も勝敗は「五分五分」 (14時25分)

シナー「自分に重圧かけたくない」 (11時10分)

アルカラス「ラファと決勝戦えたら最高」 (10時09分)

望月 マドリッドOP本戦入りならず (8時21分)

4月23日

17歳 小池愛菜 逆転勝ちで初戦突破 (21時42分)

高校同期!清水/トゥロター組が勝利 (20時40分)

ジョコ「もう一度ナダルと対戦したい」 (19時09分)

【インタビュー】33歳で初Vシュトルフ (17時53分)

元世界2位バドサ告白「あと数年」 (15時50分)

錦織圭 全仏OP直前ツアー大会出場へ (14時35分)

24選手参戦! 新作テニスゲーム発売へ (12時19分)

マドリッド予選 ティーム、ガスケら初戦突破 (11時42分)

16歳 ツアーキャリア2試合目でナダルと激突 (10時29分)

ジョコ 5度目の受賞に「光栄」 (8時38分)

望月慎太郎 マドリッド本戦に王手 (7時23分)

『TopSpin 2K25』ゲーム画面画像集 (0時00分)

【動画】ナダルがマドリッドOP初戦突破! (0時00分)

【動画】大坂なおみ クレーコート2年ぶり勝利の瞬間! (0時00分)

←ニューストップへ
←前のページに戻る
ウインザーラケットショップ

>>動画をもっと見る<<




テニスの総合ポータルサイトテニス365
テニスのことならテニス365へ。テニスの総合ポータルサイトテニス365はテニス用品の通販やテニスニュースからテニスコート、テニススクールなどのテニス施設を探す方まで、便利なテニスの総合ポータルサイト、テニス情報の検索サイトです。プレイスタイルやテニス歴など、テニス用品を様々な角度から探すこともできます。テニスの総合ポータルサイトをお探しなら、テニスニュースやテニス施設の情報が豊富なテニスの総合ポータルサイトのテニス365をお使いください。テニスの総合ポータルサイトのテニス365であなたのテニスをもっと楽しく!