- 国内最大の総合テニス専門サイト テニス365 - 錦織圭、フェデラー、ナダル、ジョコビッチなどテニスニュース満載。全豪オープン、ウィンブルドン、全仏オープン、全米オープンなどテニス大会特集も!

- 国内最大の総合テニス専門サイト -

HOMEニュースTOP今日のニュース(一覧)今日のニュース(詳細)

ナダル一問一答◇全仏オープン

全仏オープン決勝で世界ランク1位のN・ジョコビッチ(セルビア)を破り、史上最多となる7度目の優勝を果たしたR・ナダル(スペイン)が、試合後のインタビューに答えた。

Q.叔父であるトニがジョコビッチやR・フェデラー(スイス)と同じ時代にプレーしている君がアンラッキーと言っていました。この時代に生まれてアンラッキーだと思いますか?

ナダル:今日までに達成できたことを達成できたのは、とてもラッキーだと思います。素晴らしいライバル達もいます。テニスにとって良い時代で、素晴らしい選手達がいるとしても、試合を楽しむことの方がハッピーです。今日やオーストラリアでの決勝はとても楽しめました。苦しいこともありますが、楽しいです。

たくさんの大切な試合で、ノヴァークやフェデラーやA・マレー(英国)のような選手達と対戦しても、楽しむことが出来ました。僕にとってはラッキーでもあり、アンラッキーでもあります。

Q.昨晩からどうやって準備をしてきましたか?クレーコートで8ゲームを連続で失うのは、とても珍しいことですが、今朝はどうやって対処しましたか?

ナダル:状況がとても特殊だったとも思います。ボールは最高に重くなっていました。昨日の試合の最後30分くらいは、ボールが弾まなくなっていました。

僕よりもノヴァークの方が有利なコンディションだったと思います。それと同時に、僕が対戦していたのは世界最高の選手だったのです。あの8ゲームで彼は素晴らしいプレーをしていました。ミスをしないし、リターンも信じられないくらい良かったし、何もかもが上手くいっているようでした。

ベースラインから数メートルも下がらされたのは事実です。試合の序盤の様に、彼を押し返すことはできないかと思いました。彼は常に僕を下がらせていました。その8ゲームの間、僕はずっと悪いポジションにいました。

ですから、僕にとって8ゲーム連続で落とした後のゲームはとても重要でした。中断前にスコアを1-2にできたゲームは、とても大きかったです。

Q.昨晩は試合が中断となって良かったですか?昨夜は良く眠れましたか?

ナダル:一晩中、とても緊張していました。昨日は自分がどんな状態でも止めたでしょう。最後の数ゲームは、グランドスラムの決勝にふさわしくない状態でした。中断すべきでした。

僕にとってはポジティブな中断と考えていました。D・フェレール(スペイン)との準決勝、第2セット4-1で中断になったのは、僕にとっては良いことではありませんでした。最後はポジティブでしたが。今日も第2セットでの中断は、僕にとってポジティブとは思いませんでした。

Q.7度目の全仏制覇について。ジョコビッチは君をクレーコートで最高の選手だと言っていたが?

ナダル:自分がベストかどうかは分かりません。僕が言うべきことではありません。このサーフェスで最高の結果の一つを残せただけですし、それは素晴らしいことです。

本当に感動的な1日です。またここで優勝できました。誰よりも多い7度目ということも重要ですが、何回目であってもローランギャロスで優勝することが大事なのです。

昨日の試合、最初の3ゲームはすごく良いスタートが切れました。とても高いレベルでプレーできました。ただ、それ以降はそれほど良いプレーが出来たとは感じていません。

今日のセットは昨日よりも良いプレーが出来ました。特にサーブがとても有効でした。フォアハンドも動きもより積極的になりました。

Q.B・ボルグ(スウェーデン)は25歳の時点で現役生活に終止符を打つ決断をしていました。今の気持ちと、あと何年くらいプレーするか?

ナダル:あと何年プレーできるかなんて分からないよ。未来を予測するなんて不可能だからね。体が動く限り、怪我もなくモチベーションがある限り出場します。それが自分の目標でもあります。

Q.何がクレーコートでの成功をもたらしてくれたと思いますか?

ナダル:これといった特別なものはありません。クレーコートということではそうでしょう。モンテカルロやバルセロの方がローマよりも優勝しています。

一般的には、自分がプレーしたクレーコートの大会では、過去8年間で成功を収めています。ハードな練習を積んでいますし、自分のプレーが自然とこのサーフェスに合っているんだと思います。

クレーコートでは自分の精神面も重要だと思います。特にクレーコートでは考える時間があるので、走って、攻められ、より戦術が求められます。いつも負けを恐れているのも理由かもしれません。負けたり勝ったりすると思いながらも、最大の敬意をもって対戦相手に向かう理由です。

過去8年間はとても集中していたと思います。ここまで勝てたのは、自分が常に素晴らしいプレーをしていたからではありません。いつも最高のプレーをするのは不可能です。そこそこのプレーでも、メンタルで押し切りました。メンタルの部分は100%なのが理由かもしれません。

Q.ここまで全力でプレーしてきた結果、地元の観客からサポートを得ることに成功したけど、フランス語は勉強しましたか?

ナダル:フランスでは多くの時間を過ごしましたし、ゆっくり話しているときはフランス語を理解できます。それにフランス語はカタロニア語にとても似ています。

間違いだらけかも知れませんが、人々は理解してくれていると思います。一番重要なのは、観客の皆さんが素晴らしいことです。彼らは僕をサポートしてくれます。それは素晴らしい気持ちになれるので、彼らに感謝しています。本当にサポートしてくれるので、それがもっとフランス語を頑張りたい理由です。

Q.今回の決勝が1番難しいと感じましたか?

ナダル:ナンバー1とは何回も対戦していますし、R・フェデラーは何年間も1位でした。ですから、ナンバー1が相手だからというのは理由にはなりません。

もう少し試合について分析が必要ですが、最後の2セットを除いてはとても複雑な決勝でしたから、とても難しい試合でした。

彼にはグランドスラムの決勝で3連敗していました。それが僕にとって勝つことが重要だった理由ですし、いつもよりも緊張していて、感情的になった理由です。

僕にとって結果が重要でした。2006年のフェデラー戦やM・プエルタ(アルゼンチン)と対戦した時のようにね。だけどプエルタと対戦した時には、3本のセットポイントがあったのは違います。

2010年は難しかったですが、そこまで苦しみませんでした。とても集中していました。昨年はとても感情的になったので、難しい試合でした。その前に何度が負けていました。今年はクレーコートで3勝していたので、それが自信になりました。

もちろん、対戦相手であるナンバー1には敬意を払っていますが、言ったように、アスリートのキャリアとして素晴らしい瞬間が必要ですし、その時を覚えていることです。

昨年よりも良い感触でした。変わりました。上がるときもあれば、下がるときもありますが、決勝の間はとても接戦でした。

Q.昨年までと比べて、今年の決勝はどこが重要でしたか?

ナダル:2010年と2008年は決勝でセットを落としませんでした。今年は2010年よりも良いプレーをしていました。大会を通して考えると、決勝までセットを落としていませんでした。N・アルマグロ(スペイン)にタイブレークがあっただけです。

その後はD・フェレール、J・モナコ(アルゼンチン)、アルマグロにとても簡単に勝ちました。そこまで良いプレーが出来ているということは、素晴らしい状態にあるということです。

そして決勝ですが、普段よりも緊張していました。最初は良いプレーでしたが3-0の30-30でミスをしてしまいました。そこから複雑な展開になりました。それまでのようなプレーではなく、ミスも増えました。

昨日の最初3ゲームが最高のレベルだったと思いますし、今日の再開後、フォアハンドで少し積極的で動きも良かったです。より積極的でした。

大会については話したくないので、クレーシーズンについて話します。最高のクレーシーズンだったことは否定できません。3大会で優勝しましたし、セットを失っても決勝に進出することが出来ました。ローマとモンテカルロで優勝することが、いかに大変か分かるはずです。

Q.表彰式ではスペイン国家が流されましたが、どのような気持ちでしたか?

ナダル:前にも言ったように、たくさんの感情がこみ上げてきました。そういう時はいつもあります。また勝てるかどうか分からないし、今年最後のタイトルかもしれません。

僕は今年に達成しましたが、時間がたつにつれて、そういった瞬間により多くの価値を見出していくものです。こんなに美しい季節にとても高いレベルでプレーできれば。昨年はグランドスラムの決勝で3連敗です。USオープンでは勝てると思いましたが、勝てませんでした。

オーストラリアでは、勝つチャンスあっただけに残念でしたが、自分のプレーには満足しています。1年に4回のチャンスがありましたが、いつでもベストのプレーが出来るとは思っていません。そしてグランドスラムで優勝するには、ベストのプレーが必要なのです。

負けた場合は、タイトルに相応しくなかったということです。頭の中ではいつも、勝たなくてはならない決勝だと言い聞かせています。

Q.昨晩は良く眠れましたか?サッカーの試合は観戦しましたか?

ナダル:ロッカールームでサッカーの試合を見ていました。イタリアがゴールした場面は見ていませんが。自分の試合や新聞などは見ませんでした。不思議なことに見るべき映画がなかったので、ベッドに入り、お気に入りの漫画を読んで寝ました。

(2012年6月12日18時26分)

Facebookでニュースコメントを投稿

>> テニス365公式Facebookページ
その他のニュース

8月20日

【告知】日本勢 全米OP予選2回戦 (18時44分)

プレゼント 東レPPO 特別体験が当たる (12時01分)

坂本怜 全米OPで衝撃の大逆転勝ち (10時33分)

【1ポイント速報】日本勢 全米OP予選1回戦 (7時30分)

伊藤あおい 四大大会予選で初白星 (7時27分)

清水悠太 全米OPで日本勢対決制す (7時03分)

望月慎太郎 熱戦制し予選2回戦へ (4時07分)

大坂なおみ組 全米OP混合複で初戦敗退 (1時27分)

【1ポイント速報】大坂なおみ/モンフィス組 全米OP混合複1回戦  (0時00分)

8月19日

加藤未唯 12連敗、遠い白星 (13時46分)

ビッグタイトル数でシナー引き離す (12時58分)

元世界14位 現役引退を表明 (11時54分)

伊藤あおい 日本勢2番手に浮上 (11時32分)

歴代2位 WTA1000で11度目V「驚いた」 (9時54分)

内島萌夏 10連敗で全米OPに不安残す (9時46分)

世界3位が初V、ツアー24勝目 (8時59分)

錦織圭 世界88位に後退 (8時48分)

柴原瑛菜 快勝で全米OP予選2回戦へ (7時50分)

綿貫陽介 全米OP予選敗退 (6時54分)

準Vシナー 観客に謝罪「申し訳ない」 (6時40分)

優勝も「こんな形で勝ちたくなかった」 (5時55分)

ダニエル太郎 全米OP予選2回戦進出 (5時48分)

アルカラス まさかの形で優勝 (4時52分)

【1ポイント速報】シナーvsアルカラス (4時00分)

8月18日

坂詰姫野 ITF大会7勝目 (14時58分)

激闘制し初V王手「かなり緊張」 (14時08分)

日本勢9名出場 全米OP予選組合せ (12時17分)

大坂なおみ モンフィスと全米OP混合複へ (11時05分)

伊藤あおいら 全米OP予選組合わせ (9時56分)

西岡良仁 ストレート負けで初戦敗退 (8時35分)

【1ポイント速報】西岡良仁vsカレノ=ブスタ (8時09分)

初の決勝進出で最終戦出場決定 (7時53分)

8月17日

アルカラス 試合終了から50分で練習 (15時42分)

試合直前、相手にポケモンカード渡す (14時39分)

19歳の日本選手が出場停止に (12時12分)

決勝はシナーvsアルカラス (11時13分)

アルカラス 7大会連続で決勝進出 (9時41分)

望月慎太郎 逆転負けで決勝逃す (8時36分)

【1ポイント速報】アルカラスvsズべレフ (7時43分)

シナー 誕生日に勝利で2連覇王手 (7時34分)

←ニューストップへ
←前のページに戻る
ウインザーラケットショップ

>>動画をもっと見る<<




テニスの総合ポータルサイトテニス365
テニスのことならテニス365へ。テニスの総合ポータルサイトテニス365はテニス用品の通販やテニスニュースからテニスコート、テニススクールなどのテニス施設を探す方まで、便利なテニスの総合ポータルサイト、テニス情報の検索サイトです。プレイスタイルやテニス歴など、テニス用品を様々な角度から探すこともできます。テニスの総合ポータルサイトをお探しなら、テニスニュースやテニス施設の情報が豊富なテニスの総合ポータルサイトのテニス365をお使いください。テニスの総合ポータルサイトのテニス365であなたのテニスをもっと楽しく!