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テニスのグランドスラムであるウィンブルドン(英国/ロンドン、賞金総額1460万ポンド、芝)は大会初日の20日、センターコートのこけら落としとして男子シングルス1回戦が行われ、ディフェンディング・チャンピオンで第1シードのR・ナダル(スペイン)がM・ラッセル(アメリカ)に6-4, 6-2, 6-2のストレートで勝利、大会連覇に向けて好スタートを切った。
第1セット序盤でブレークを許し、世界ランク90位のラッセルに2-4とリードされたナダルであったが、自らのサービスゲームでは70%の、リターンゲームでも50%のポイントを獲得したナダルが試合を通して7度のブレークに成功、1時間58分で初戦突破を決めた。
2009年は怪我のために欠場したため、初めてディフェンディング・チャンピオンとして今大会に臨んでいるナダルは「このコートでプレーする最初の選手になることは、とても感情的なことです。とても興奮しました。本当に本当にコートの状態が完璧で、素晴らしいかったです。」と、試合を振り返った。
「最初の試合に勝てて満足しています。特に第2セットと第3セットのプレーにです。僕の感覚では、試合の最初はペースが速すぎたような気がします。だけど、試合を通したプレーのレベルは悪くなかったと思います。」
この勝利によりナダルは今大会での連勝を15に伸ばすと共に、グランドスラム1回戦の戦績を29勝0敗としている。全仏オープンでB・ボルグ(スウェーデン)に並ぶ通算6勝を達成したナダルは、3度目となる同一シーズンでの全仏・ウィンブルドン両大会の制覇に挑むこととなる。
2回戦でナダルは、R・スウィーティング(アメリカ)と対戦する。23歳のスウィーティングはP・アンジャー(スペイン)を3-6, 4-6, 6-1, 7-6 (7-1), 6-1と2セットダウンからの逆転で下し、2回戦に進出している。
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