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スポーツの各分野で活躍した選手や団体を称えるローレウス・スポーツ賞の授賞式が7日、アラブ首長国連邦のアブダビで行われ、男子テニスの世界ランク1位であるR・ナダル(スペイン)が大賞を受賞した。
昨年は全仏オープン、ウィンブルドン、そしてUSオープンとグランドスラム3勝とともに、生涯グランドスラムを達成しているナダルは、『スポーツマン・オブ・ジ・イヤー(年間最優秀男子選手)賞』を初受賞となった。
ナダルは2006年に『ブレイクスルー・オブ・ジ・イヤー(最も成長した選手)賞』を受賞しており、今回で2度目となるローレウス・スポーツ賞の獲得となった。
またナダルは、『チーム・オブ・ジ・イヤー(最優秀チーム)賞』を受賞したサッカーのスペイン代表チームとも喜びを分かち合った。今回が初受賞となったスペイン代表チームは、昨年行なわれたFIFAワールドカップで優勝している。
今年の全豪オープンでは準々決勝で同胞のD・フェレール(スペイン)に敗れていたナダルであるが、昨シーズンは3つのグランドスラムを含む7大会でタイトルを獲得しており、世界ランク1位の座をR・フェデラー(スイス)から取り返していた。
この他の賞では、『スポーツウーマン・オブ・ジ・イヤー(年間最優秀女子選手)賞』はスキー滑降競技のリンゼイ・ボンが3年連続のノミネートで初受賞、『カムバック・オブ・ジ・イヤー(年間最優秀復活選手)賞』は足の骨折からわずか41日後にレースに復帰していた、バイクレーサーのバレンティーノ・ロッシに贈られている。
国際スポーツ界で最高の栄誉とされるローレウス・スポーツ賞は、46人からなるローレウス・ワールド・スポーツ・アカデミーの評議員の投票により受賞者が決められる。
評議員には、かつて各スポーツ界で活躍した元選手たちが名を連ねており、テニス界からはM・ナブラチロワ(アメリカ)、J・マッケンロー(アメリカ)、I・ナスターゼ、B・ベッカー(ドイツ)、そしてM・セレス(アメリカ)が参加している。
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