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女子テニスツアーの広州国際女子オープン(中国/広州、賞金総額22万ドル、ハード)は月曜日に開幕し1回戦6試合を行い、足首の捻挫からUSオープンの予選などを欠場した奈良くるみ(日本)が復帰戦として第5シードのK・チャン(台湾)と対戦したが、1-6, 2-6と本来の躍動感のあるプレーを見せることができず敗れ去った。
奈良は今季の全仏オープン、続くウィンブルドンとグランドスラム2大会連続して予選を勝ち上がって本戦進出を果たしていた。ウィンブルドンでは本戦1回戦でも勝利し、着実に実力を付けており、現在の世界ランクも106位とトップ100入り目前まで来ている。
158cmと小柄な奈良の持ち味は、コート狭しと走り回るフットワークだが、この日は捻挫の影響か、治療のための練習不足からか、本来の力を出し切ることができないまま敗退し、復帰戦を白星で飾ることはできなかった。
ただ、対戦相手のチャンも今年1月に19歳になった伸び盛りの選手で、今季も着実にランキングを伸ばしている。この日は12月に19歳になる奈良を圧倒する快勝で2回戦進出を決めた。その2回戦では予選を勝ち上がった謝淑薇(台湾)と主催者推薦のX・ハンの勝者と対戦する。
その他のシード勢では、第3シードのA・アマンムラドワ(ウズベキスタン)がO・サウチュック(ウクライナ)を7-5, 6-2で、第8シードのC・シーパース(南アフリカ)が主催者推薦のY・ジューを6-4, 6-0で、いずれもストレートで下して初戦突破を果たした。アマンムラドワはK・オブライエン(英国)とS・ミルザ(インド)の勝者と、シーパースはS・ファーガソン(オーストラリア)を3-6, 7-6 (7-5), 6-2の逆転で下したS・チャン(中国)とベスト8入りを懸けて2回戦を行う。
その他の試合では、M・カメリン(イタリア)が主催者推薦のJ・ルを3-6, 6-1, 7-5で、E・イバノワ(ロシア)がS・ボーゲル(スイス)を6-4, 7-6 (8-6)で倒して2回戦へ進んだ。
今大会、日本から奈良の他には森田あゆみ(日本)が第4シードとして出場している。火曜日予定している1回戦では、予選を勝ち上がった波形純理(日本)と対戦する。
予選には日本人4選手がエントリーし、全員1回戦を勝利したが、予選第6シードの不田涼子(日本)、手塚玲美(日本)が2回戦で、予選第4シードの土居美咲(日本)が予選最終ラウンドで敗退した。予選第2シードの波形だけが予選3試合を勝ち上がり、本戦進出を決めている。
今大会の優勝賞金は3万7000ドル。
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