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テニスのグランドスラムであるウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝)は大会11日目の2日、センターコートで男子シングルス準決勝が行われ、第12シードのT・ベルディフ(チェコ共和国)が第3シードのN・ジョコビッチ(セルビア)を6-3, 7-6 (11-9), 6-3のストレートで破り、自身初となるグランドスラム決勝進出を果たした。
試合はお互いにサービスキープで始ると、第1セット第6ゲームでベルディフがブレークに成功しゲームカウント4-2とリードを奪うと、そのままジョコビッチにブレークチャンスを与えずこのセットを先取する。
第2セットはお互いにサービスキープする展開が続くも、第11ゲームでベルディフが先にブレークに成功したものの、直後のゲームでジョコビッチがブレークバックに成功し、このセットはタイブレークに突入する。
タイブレークで最初にリズムを掴んだのはベルディフで、6-2と大きくリードし4本のセットポイントというチャンスを迎える。しかし、粘るジョコビッチはここから脅威の挽回に成功し、7-6と逆にセットポイントのチャンスとなる。ここからは一進一退の展開となるが、9-9からミニブレークに成功したベルディフがジョコビッチを振り切りセットを奪取、セットカウント2-0とリードを広げる。
もう後がないジョコビッチであったが、第3セット第8ゲームでベルディフにこの試合3度目のブレークを許してしまうと万事休す。続く自らのサービスゲームをしっかりとキープしたベルディフが2時間18分で決勝への切符を手に入れた。
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