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男子世界ランキング3位までのぼりつめ、2002年のウィンブルドンでは準優勝したD・ナルバンディアン(アルゼンチン)。今年、5月に臀部を痛めて7カ月間、ツアーから遠ざかっていたが、先週出場したエキシビションマッチで勝利をあげ、8月に手術を受けてから順調に回復している。
27歳になったナルバンディアンは記者会見で「復帰後の最初の4カ月が大事。注意深くプレーをしなくてはならない。またどの程度の目標を立てることができるかは、時間が経つにつれて分かってくるだろう。でも明らかにデビスカップ(優勝)は重要な目標の1つ。後は(グランドスラムなどの)大きな大会だね。」と話した。
ナルバンディアンの正式なツアー復帰は、1月11日から16日にかけてニュージーランド・オークランドで開催されるハイネケン・オープン。その後は、翌週の全豪オープンに出場する。
続けてナルバンディアンは「(1週間の)短い大会なら問題ないと思うけど、グランドスラム大会は2週間だ。オーストラリアから復帰するが、それは僕にとって理想的ではなかった。でもしっかりプレーできると思う。調子はいいから、以前と同じような目標を立てられるようになると思うよ。希望は依然として高いところにあるんだ。」と前向きに語った。
すべてのグランドスラム大会でベスト4以上を経験するというオールラウンドぶりを見せていたナルバンディアン。また2005年にはツアー最終戦で優勝を飾っている。現在はランキングは64位まで落ちてしまったが、すぐに上位まであげてくることだろう。
ナルバンディアン率いるアルゼンチンは、3月のデビスカップ1回戦でスウェーデンと対戦する。悲願のデビスカップ初優勝に向けて、アルゼンチンチームを引っ張っていけるのか。3月までに完全復活していることを望むばかりだ。
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