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国内テニスツアーのニッケ全日本テニス選手権(東京/有明コロシアム、賞金総額1020万円、ハード)は14日、ミックスダブルス決勝が行なわれ、第3シードのクルム伊達公子(日本)/植木竜太郎(日本)組が、井上摩衣子/篠川智大(日本)組を6-4, 6-4のストレートで下し、初優勝を飾った。
第1セット第1ゲームでいきなり植木のサービスゲームを落としたクルム伊達/植木組であったが、第4ゲームでブレークバックに成功すると、さらにブレークに成功しゲームカウント5-3で植木のサーブと絶好のチャンスを迎える。
しかし、ここで井上/篠川組が踏みとどまりブレークバックに成功したが、続く第10ゲームでクルム伊達/植木組がこのセット3度目のブレークに成功し、セット先取に成功する。
第2セットはお互いにサービスキープが続く展開となったが、篠川のサービスで迎えた第10ゲーム、クルム伊達/植木組が15-40と絶好のチャンスを迎える。
ミックスダブルスでは、ノーアドバンテージ方式が採用されているため3本のマッチポイントを得たクルム伊達/植木組は、1本目は植木のリターンミス、2本目はクルム伊達のボレーミスでチャンスを逃したが、3本目で植木の放ったロブに対し篠川がバックボレーをネットにかけゲームセットとなった。
表彰式でのスピーチで伊達は「ミックスダブルスで男子の打つ球を受けることが自分のプレーの質につながると思って出場したが、まさか優勝できるとは。」と驚きを見せつつも、パートナーの植木と喜びを分かち合っていた。
クルム伊達は昨年の今大会でシングルスとダブルスを制しており、これで2年越しでの3冠達成となった。
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