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男子テニスツアーのモゼール・オープン(メッツ/フランス、賞金総額37万ユーロ、ハード)は30日、シングルス1回戦8試合が行われ、第1シードのI・カルロビッチ(クロアチア)が、M・バグダティス(キプロス)を迎え撃ったが、4-6, 2-1とリードされたところでバグダティスが途中棄権を申し入れ、敗戦の危機から一転、勝利が舞い込み2回戦進出を決めた。
身長2m08cmと、現在のATPツアー最長身のカルロビッチは、その長身を生かしたサーブが武器で、今季これまでのサービス・エース・レースでは断トツ1位となる824本を記録している。この日も6本のサービス・エースを叩き出し追い上げを見せたところで、バグダティスは腰を痛めてしまい試合続行が不可能となり試合に終止符が打たれた。カルロビッチは2回戦で、これまで3回対戦して1度も勝ったことのない元世界ランク1位のC・モーヤ(スペイン)と対戦する。
一方、第2シードのG・シモン(フランス)はN・マウー(フランス)に4-6, 6-3, 1-6で、第3シードのN・アルマグロ(スペイン)も6-7 (5-7), 2-6でE・シュワンク(アルゼンチン)に敗れて早々に大会を後にした。マウーはM・グラノジェルス(スペイン)を6-3, 6-2で下したM・ジケル(フランス)と、シュワンクはI・リュビチッチ(クロアチア)を6-1, 7-6 (7-4)で倒したV・ハネスク(ルーマニア)と2回戦で顔を合わせる。2005年の覇者だったリュビチッチだが、今季これまで3大会でしか上位進出を果たしておらず、今大会でも不調が露呈した。
第4シードのP・H・マチュー(フランス)は、N・デヴィルダー(フランス)との同胞対決を6-0, 6-2とわずか61分で退け、順当に2回戦進出を決めた。第5シードのD・ツルスノフ(ロシア)もT・アシオンヌ(フランス)を6-7 (3-7), 6-2, 6-4の逆転で下し、1月のシドニー以来となる今季2度目の優勝へ前進した。マチューはA・カイエリ(アルゼンチン)を5-7, 6-1, 6-2の逆転で下したR・ジュアンと、ツルスノフはJ・アカスーソ(アルゼンチン)と2回戦を行う。
今大会の優勝賞金は5万9100ユーロ。
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