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男子テニスツアーのクロアチア・オープン（クロアチア/ウマグ、賞金総額５１万９０００ドル、クレー）は１６日、シングルス２回戦４試合が行われ、ディフェンディング・チャンピオンで第３シードのＣ・モーヤ（スペイン）が、Ｖ・トロイキ（セルビア）を3-6, 7-6 (7-2), 7-5の逆転で下し、準々決勝に進出した。

３１歳のモーヤは、ファイナルセット５－５の場面で、トロイキのサービスゲームのブレークに成功すると、続く自らのサービスゲームをキープし見事な逆転勝利を収め、第７シードのＦ・フォニュイーニ（イタリア）との準々決勝に駒を進めた。フォニュイーニは、Ｆ・ボランドリ（イタリア）を6-4, 6-4のストレートで下しての勝ち上がり。

モーヤが今大会で初めて優勝を収めたのが１９９６年のことで、２００１年から２００３年までには、３連覇を達成している。昨年、今大会で優勝したことで、８年連続でのＡＴＰタイトル獲得と、ツアー２０勝目を達成し、最年長のトップ２０選手としてシーズンを終えていた。現在の世界ランクは２７位で、今季はまだ優勝がない。

第１シードのＦ・ベルダスコ（スペイン）もこの日の２回戦に登場し、Ｍ・モンコート（フランス）を7-6 (7-5), 6-1で下し、ベスト８に進出している。ベルダスコは、準々決勝でＭ・ズベレフ（ドイツ）と対戦する。ズベレフは、第８シードのＭ・ダニエル（ブラジル）を6-4, 6-2で下しての８強入りを果たしている。

今大会の優勝賞金は８万６５００ドル。