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女子テニスツアーのパレルモ国際（イタリア/パレルモ、賞金総額１４万５０００ドル、クレー）は１３日、シングルス決勝が行われ、第５シードのＳ・エラーニ（イタリア）が第７シードのＭ・コリツェワ（ウクライナ）を6-2, 6-3で下し、ツアー初優勝を飾った。

試合はほぼ全てのゲームで接戦となり、何度もデュースの場面を迎えたが、長くて厳しいラリー戦を制したエラーニがことごとくリードを奪い、１時間２８分でタイトルを手に入れた。

キャリア初のタイトルを手にした２１歳のエラーニは、「私にとってすごい試合だった。多分、二人ともベストのプレーではなかったと思うけれど、今日勝てたことはとても重要な意味を持つわ。私と彼女（コリツェワ）では、私のほうが長いポイントでは有利だと思った。ここはとても暑いから、１週間コンディションを保つのは難しい、だけど最後に上手にできたと思う。」と、コメントした。

一方の敗れたコリツェワは、「今日は昨日ほど良いプレーが出来なかった。ベストを尽くしたけれど、残念ね。彼女（エラーニ）は賢い戦略を用いてきて、私のペースで試合が出来なかった。昨日のようにプレーできなかったのが特に残念よ。今日はツアー初優勝出来たかもしれなかったけど、そのことについては考えられないわ。明日は違う日で違う試合。また毎日、練習に励むだけ」と、初タイトル獲得のチャンスを逃した悔しさを語った。