島津全日本室内テニス選手権の男子部門（京都市体育館、ＡＴＰチャレンジャー、賞金総額３万５千ドル）は４日、シングルス１回戦を行い、第５シードの添田豪（日本）と、ワイルドカードの岩渕聡（日本）がともに日本人対決を制し、２回戦に駒を進めた。
添田は杉田祐一（日本）に6-0, 6-1で快勝し、２年ぶり４度目の２回戦進出。昨年８月にエクアドルのマンタでチャレンジャー大会初優勝を飾っている添田は、同大会では初のベスト８入りをかけて、２回戦でＪ・メトル（チェコ）と対戦する。
２００３年にベスト４に進んだことがある岩渕は、本村剛一（日本）に6-4, 7-5で競り勝った。ワイルドカードで出場している岩渕の２回戦の対戦相手は、第８シードのＤ・ブランズ（ドイツ）と曽昭弦（中国）の勝者。
その他のシングルスに近藤大生（日本）、松永浩気（日本）が登場したが、近藤はヤン・バチェク（チェコ）に2-6, 2-6で、松永は林奎泰（韓国）に1-6, 2-6で敗れた。
ダブルスでは、畠中将人（日本）/宮崎雅俊（日本）組がＢ・エバンス（アメリカ）/Ｌ・グランボー（ドイツ）組に6-3, 3-6, [10-7]で勝ち、２回戦進出を果たした。
大会２日目の結果は以下の通り。
[シングルス１回戦]
ルー・イェンスン（台湾）（1） ○-× 陳迪（台湾）, 6-2, 6-1
添田豪（ミキプルーン）（5） ○-× 杉田祐一（三菱電機）, 6-0, 6-1
岩渕聡（ルネサンス） ○-× 本村剛一（北日本物産）, 6-4, 7-5
ヤン・バチェク（チェコ） ○-× 近藤大生（アイシン精機）, 6-2, 6-2
林奎泰（韓国） ○-× 松永浩気（三菱電機）, 6-1, 6-2
安栽成（韓国） ○-× 孫鵬（中国）, 2-6, 7-5, 6-3
ブレンダン・エバンス（アメリカ） ○-× ハーシュ・マンカド（インド）, 6-3, 6-4
[ダブルス１回戦]
畠中将人（テニスラウンジ）/宮崎雅俊（旅ポケドットコム） ○-× Ｂ・エバンス（アメリカ）/Ｌ・グランボー（ドイツ）, 6-3, 3-6, [10-7]
Ｄ・キンドルマン（ドイツ）/Ｍ・スラナール（オーストリア） ○-× Ｉ・セロウィッチ（クロアチア）/Ｄ・キング-ターナー（ニュージーランド）, 7-6(7-5), 4-6, [10-6]
（2008年3月4日21時40分）
東レPPOで10年ぶり決勝「全力で」 
